さすがに疲労困憊で午後8時に寝落ちしました。
お向かいのおばちゃんが「ちゃんと寝てるか?」と案じてくださいましたが、おかげさまで疲れるから寝ないと持たないんですよ。心身共に電池切れになる状態です(^_^;)
諸行無常ですね
このタイトルしかぴんと来ないな。
両親を看取った流れで、家まで看取ることになりました。私ってなぜかそういう役まわりにいるみたいです。区切りをつけていくという。
変化を迎えるとか切り替わるとか、そういうポイントで生きている気がします。
まあ、前から聞いてはいたんですが、昨日20日が不動産契約関係の最終日で、鍵を渡して最後のお金をもらって、残存物処理の費用を渡して。それでおしまいになる予定でした。
で、J:COMの機器を取り外してもらうというのも立ち会いが必要だと言われたので、朝から出向きました。時間があると思ったので、ずっとかかっていた内科に立ち寄って心臓の薬とかもらうことにして、時間があるなら診察も、と思っていたら「予定より早くに前の工事がすみました」と電話があったので、急遽薬だけにしていただいてばたばたと…。
でも鍵のナンバーがわからないから、不動産屋に電話して尋ねて。ああ、でもJ:COMのテレビのチューナーが見つからないと言われて、弟に電話で尋ねたら、「持っては来てない。黒い包装になってた」というので、処理業者さんがお持ち帰りの可能性が低くないんですが、どうしようもないしね。不本意ですが、弁償しないと駄目みたいです (ーー;)
それが終わってもまだ10時過ぎで、約束の1時までは随分あるし。でも埃だらけだから座れないんですよね。もとより土足で上がってるし。仕方がないのでコンビニでゴミ袋とバナナとお茶を買って来て、ご近所さんとしばらく立ち話して、あとはぼーっとしていました。
膝が痛い
いやー、でもなにもない板の間に座るのは足が辛い (/_;) 椅子のように座れる場所って玄関しかありませんし。玄関にゴミ袋を敷いてぼーっとしてました。
あちこち写真を撮っていると、ああ、そうか、私はこの家も看取ることになるんだと思いました。
この場所 凄かったね(^_^;)
めちゃすごい断捨離
いままで見れなかった場所が見れるのは不思議な気分です。二階の押入れなんか、すでに30数年前から見てませんしね。
弟の家族がいたところなので、一番多い時は二世帯7人家族だったわけです。よくこういう狭いところにね (^_^;)
この家も取り壊されて、新しい家が建つ予定です。もうなんの気配も残っていませんでした。
業者さんの片付けも数日がかりでした。
「使えそうな物が多かったから欲しかった」とご近所さんたちに言われましたが、でも実際にもう無理でしょ?という判断できてるからリサイクルは無理だと思う。
うちの親も昔、近所のお宅のいらない家具をもらったりしてたけど、やっぱり邪魔だったもん。思い切りがないと片付かないよね。
上京区で子供のころに暮らした家も、いまは会社になっていますし、影も形もありませんが、家の変遷ってこういう感じなんだなあ、と思います。
我が家は本当にご老体というか、町屋の古びた感じとは違って、なにもなくなるとすっきりするけど、ますます廃屋感が強まっています。
一番あたらしくて綺麗な私の部屋も母が寝ていたあとは畳がすっかり腐っていましたし、弟がずっと寝ていた部屋もこういう感じです。水をこぼしたりいろいろあるしね。部屋も病みつかれた感が強いですね。
ここで住むとしても建替えるくらいの費用をかけないと無理ですね。子供世代がずっと働いてその費用を捻出できるお宅は建替えも叶っていますけど…。まあ、いろいろと変化はあるわよね、と思います。
これを見ると私は今年凄いことをやったんだなあ、と実感します。
片付けもですが、家にまつわるあらゆることをやったからなあ。振り返るとすごいよね。なんだかなあ…決断すべきじゃないと言われてもそれが可能な状況ではないし(-_-;) 私の人生決断続きよ。
次に行く機会があっても、家は取り壊されているか建て直されているかだろうなあ…。
だからひとまず今日でお別れです。ありがとう。さようなら。
なにかある時って泣きたくなるほど青空が綺麗だな。
思うところあって、感謝の意味で不動産屋さんと買主さんに粗品を進呈して来ました。夏ごろには私もいろいろ悩むことが多くてね…。でもいまは感謝の気持ちです。ありがとうございました (^_^)
私のわがままというか願望に巻き込まれてくださって、最終的にはしっかり協力してくださってありがとうございました(^^) ←また何気に巻き込んでたのよね(^_^;)
祖父母や両親に続いて、我が家もきちんと看取れて良かった。こういうことに耐えられるようにメンタル鍛えられてよかったです(^_^;)
(でも本当は確定申告がすむまでは終わりじゃないですが)