お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

親が死んだ時よりも胸が痛かった

 

チニタのこと

 

 

「キタキツネ物語」オリジナル版は1978年の映画で、その後何度もテレビ放映もされているそうですね。なので、子供の頃から何度もごらんになった方がいらっしゃると思います。私はその時まさに慢性膵炎の闘病中で、食事のあとには寝込むことが多かったです。だからこういう作品のタイトルは知っていますが、詳しい情報ははいってこなかったようです。

 

こう書くと暗い青春期のようですが、意外とそうでもなく、友人達と創作は続けていましたし、洋裁もやっていたし。作業の合間によくラジオ聴いてたなあ。

 

で、45年前に当時にも動物好きな人もたくさんいらしたでしょう。ドキュメンタリーとはいえ、キツネがそれなりに全部演技していたとは思えないし……。あの小さなチニタのこと。

 

正直、野生動物が自らの将来を憂えて自死を選択するか?というのも疑問です。彼らはまず「生きる」というのが最大の本能でもあると思うので。親兄弟の負担にならないために死を選ぶというのはきっとちょっと違うと思う。人間の心情からすると理解しやすく泣けますが、危険性も感じる。

 

 


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本当はだれか、とても動物好きな人に引き取られ、目が不自由でも心配いらない環境で穏やかにそれなりに幸福な生涯を全うしたという裏設定の自分の空想に慰められています。そうだったらいいなー、そうであって欲しいなあ(^^;) 100%ノンフィクションではないなら、そういう空想してもいいかな、と思いました(^^;)

 

人間の社会ではハンデがあっても協力して生きることが出来る。生産性云々という条件を挙げる人には社会を営む資格がないかもしれないと思います。だれも幸せに出来ない自己責任論とか馬鹿げてる。人には人としての大切な役目があるんだから。

 

ただ「生きる」ということに大きな意味があるんだから。福祉が大切なのは人が人であるための必要不可欠なことだと思います。いまの政権の駄目過ぎなところなんてわかりすぎで嫌だ。

 

 

 

もう本当に昨日から哀しくて胸が苦しかったから。そうしたらこういう裏設定がぽこっと浮かびました。私は人生そのものをクリエイティブな作業だと思っているので、少しでも心が軽くなって、幸せを感じる世界を構築するのが好きです。そういうのは本当に心のお薬ですから。

 

まあ、ですからチニタもそういう可能性があったかもしれません。分かれたら2度と会えないキタキツネですけど。それでも別れを告げて前に進む彼らが好きです(^^)

 

来世キツネでもいいかな、とふと思いましたが、キタキツネの生はあまりにも厳しすぎで、生まれた子供の7%しか生き残れないというしね……。無理っぽいかも。死にたい人は一度キタキツネの一生を味わってみたらいいのかもしれないです(-_-;) 人間として出来る可能性が見えてくるわよ。

 

せっかくヒトに生まれたんだから、それだけでも出来ることがたくさんあると思う。動物のために働きかけることだって。彼らが教えてくれることは心の宝石のようです。

 

なんか最近すっかりキツネ化してる気がしますが。私も生きているあいだにこの作品に出会えて本当によかったです(^^)

 

 

 

 

 

もうひとつのキタキツネ物語

 

 

この本、お高いからかなり迷いましたが、その後の彼らのこと、現在の彼らのこと、やっぱり知りたくて、ぽちっとしてしまいました(^^;)

 

 

 

 

ああ、東京大学出版会の本は高いんだ。この前もそうだったなあ。それでもいいから読みたい人向きですね(^^;)

 

 

キタキツネの本、頼んでしまいました(^_^;)「ゴールデンカムイ」の影響でアイヌ語の辞書に簡易版がが出るかと期待したんだけど。私にはまだ未だお高いです。

 

しかし「本を読まない」でなく「難しい本を読みすぎる」と親に心配されたのも私くらいじゃないかな?辞書を詩集のように読んでもええやんか。

 

図書館を利用しないのは返す日に着実に来館出来る自信がないから。そばにおいておいてふとした瞬間に手にとって読もうと思わないと手が出せないから。このへんの理由は全部双極性障害によるものですね。この病気に図書館の貸し出しシステムは結構不便です。いつ気が変わるか、体調が変わるかが自分にもわからない。

 

いろいろ不自由ではありますが、仕方がありません。

 

 



 

今日のフィネガンくん

 


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やっぱり幸せそうだ(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

もののはずみで出来たので使っておこう(^^;)

 

 

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