終息後の未来を想像してみたりして
このウィルス騒ぎが一段落する頃には世界はどうなっているだろう?と思いつつ…。
世界規模で食糧危機が起きてもおかしくないかも。団地の広い公園や緑地を眺めつつ、いざとなったら公園の遊び場と木々だけ残して畑を作ることもやってやれないことはないなあ、とか考えていて、あまり深刻に心配していない自分にちょっと驚きます。
作業療法士さんに「だって料理中にうっかり指を落したとか大やけどを負ったとかでもすぐに受け入れ先が見つかるかどうかでしょう?」と言ったら「怖い想像しますね」「いや、でもそういうのが多分医療崩壊。不可抗力で病気やケガはやってくるし (ーー;)」
— 藤本恭子/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) 2020年4月15日
…私の想像はかなり怖いらしい。
昔、漫画を描いていた時に、私は絶対にハッピーエンド志向だな、と気が付きました。派手なハッピーエンドでなくていいんです。キャラが思うように動いてそれに納得しているラストであれば。
ささやかなハッピーエンドに無理なくラストやキャラクターを導くことで、自分自身ももろともに救っていたみたいです。
振り返るとよくわかる。救いようがない悲劇は描きたくないというか、頭で描く気がありませんでした。自分の心の声をきちんと聞いていたみたいです。
で、いま現在はそれを私自身がやっています。ああ、本当にキャラクターって自分自身だなあ。基本的に中学生の時から私以外のなにものでもないわ。変わってない。
折れない心 立ち直るこころ
そういうことの繰り返しで、いつのまにかレジリエンスが強くなった気がします。ちょっとやそっとでは心が折れない。仮に折れそうになってもすぐにまっすぐに伸びる。
ふと、「明日世界がおわるとしても、僕は木を植えよう」というのを思い出した。
コロナ騒ぎでめげつつある人も少なくないんですが、ものすごく無理をしてないのに、心が平静なんですよ。波立っていないことに自分で驚いています。
それでもって読了したばかりの「一流の狂気」で、難局の中で双極性障害とおぼしき人たちが半端じゃない力を発揮出来たのはこういうこともあるかもしれないと思いました。(私はみんなちょっとずつどこかが変、とは思ってるけど)
正常な政治家はこういう時には多くはおぼっちゃん育ちなので、貧困の苦労や病苦やひどいと緊急事態だということそのものすら理解出来ない(ああ、いまの日本そうだよね)だから当然対処も出来ず役に立たない、と。目茶苦茶思い当たる。
反対に平穏な時代には出来ない政治家もいるということで。
いろいろな角度から検証する面白さ
「一流の狂気」読了。面白かった(^^)
かなりボリュームあると思ったら400p以上ありました。ページ数とか全然見ていなかった。
でも平穏な時と動乱期とでは上手く対処出来るリーダーが違うと言うのはまったく同意。双極性障害の患者には勇気づけられる内容だった。うつ病の患者が世の中を正確に見ているというのも納得。正常な人たちがかえって錯覚しているのと逆にうつの人はまともに世の中を見ているのだそうです。
ヒトラーも双極性障害でしたが、彼の場合は相乗作用のある薬が余計にその山や谷を高く深くしたようです。そしてまったく精神的には正常だと言われるヒトラーの側近たちが、戦争を起こしたことに罪悪感をまったく感じていなくて、戦争が終わったことを悔いているような事実があるらしいです。
正常な人たちの錯覚?集団でそういう錯覚に陥るのが正常な人たちの怖さみたいな…。あー、集団心理というのに近いのか。
いまもそうですが「あれがなくなる」と聞くとゼロになるまで買い占める不安心理の連鎖とか。そういうやつだよね。逆に私は冷静にまわりを見て動かない方がいいと思う時は動きませんが。そういう天の邪鬼な行動が実はまともな判断をしていて、正解なことも多いようです。
だからうつ病や双極性障害やうつ傾向のある人は「自分は世界を正しく見ている」と思ってもいい気がします。事実そういう実験もされていて、うつの人ほうが(実験者の意図に反して)正確に見ているのがわかったようですし。
そういう長所は生かしたいと思いますね。おすすめ本です(^^)
昨日はちょっと足がむくんで辛かったので、夕方に横になって読書してました。夜だと寝ちゃうので活字はこの時間でないと。
でもなんとか読めたね。やっぱり軽躁だな。ついでにこの本は一般書ですと訂正します(^_^;)
まあ、私はこれだけどね (^_^;)
だいたい合ってる (^_^;)苦にはならない。
— 藤本恭子/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) 2020年4月16日
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耐性ありあり (^_^;)
鍵
— プシコ代表 (@5mtVQMWpA3O36q3) 2020年4月15日
たった数週間の自粛で精神的に参ってる人、多数でしょ。
だけど、相手が精神障害者となったら、自然な感情も全て「病気」で片付けて、閉じ込める。
精神障害者だろうと、持つ感情は健常者と全く同じだってことにどうして気が付かないんだろうね。
なんで医療職にそんな事もわからない人がいるんでしょうね。
— プシコ代表 (@5mtVQMWpA3O36q3) 2020年4月15日
なんでそんな人が医療職を続けられるんでしょうね。
長年閉鎖に隔離され、虐待もされればコロナもうつされて、でも身体科ではなかなか受け入れてもらえなくて…
国からはクラスタとみなされても対策もされない。
もう何十年も精神科の病院から退院出来ない人たちがいます。退院しても行くところがないんです。家を見つけて居場所を見つけて、生活する方法を学んで、そういうところから始めないといけない人がいます。
正確な診断ではなくても、精神疾患を疑われつつ、それなりの仕事をすることが出来た人たちと、比較するとあまりにも違う人生でものすごく考えさせられてしまいます。なんとかならないものでしょうか。
私は30年あまりパニック障害の症状で苦しんで、それを克服した経験がありますが、その時の自分自身のパニックに比較すると世間がパニックになっていてもかなり冷静にしていられるな、と思いました。引きずられない。レジリエンス強くなったみたいです。病気を経験したおかげです(^^)
— 藤本恭子/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) 2020年4月16日