なんだか忙しいです。やりたいことが全然出来なくてほったらかしになっています。仕事があるってこういうことかあ…。久しぶりだしね。あんまり進まないけど、まあ少しずつは進展しています。
今回模様も作らないとデータがありませんし…(-_-;) 小物も描くんですが、まあ、それは楽しいかもしれません(^^;)
実は怖い(?)市販の風邪薬
昨日のサプリネタとかは関心を持ってくださった方が多かったようで、今日もちょこっと健康がらみのネタでまいります(^^;)
薬剤師さんが市販の風邪薬の危険性を啓発されています。病院へ行くほどでもないけど、風邪の症状があるから、市販の風邪薬でも飲んで強引に出勤するとか、結構あると思いますが。いろいろ気軽ではないリスクもあるようです。
「風邪薬が安全」というトンデモ情報が流れていった。
— Fizz-DI@比較と使い分け-Yushi Kojima (@Fizz_DI) 2021年2月4日
あんな成分てんこ盛りで、大した臨床試験もしていないポリファーマシー製造機のどの辺が安全なんだろう…薬剤師的にはワクチンとは比べ物にならないくらいの超ハイリスク超ローリターン物質ですよ(´・ω・`)💦
風邪薬のリスクの例
— Fizz-DI@比較と使い分け-Yushi Kojima (@Fizz_DI) 2021年2月4日
✔️アスピリンを含む総合感冒薬に、インフルエンザの可能性がある際に避ける旨の注意喚起がない(インフルエンザ脳症のリスク)
✔️風邪の咳にはほぼ無効とされている麻薬性鎮咳薬がよく配合されている(依存、耐性、便秘、呼吸抑制のリスク)
✔️論文が一切ヒットしない謎成分の配合
リン酸コデイン?麻薬性というと咳止めのブロンとかもそうですよね。私は飲んだことないけど、あれで中毒になっちゃう人もいる(・・;)
✔️抗コリン作用の強い薬が配合されているが、眼圧や排尿障害のトラブルを抱えている可能性の高い高齢者への注意喚起が少ない(緑内障の発作、尿閉のリスク)
— Fizz-DI@比較と使い分け-Yushi Kojima (@Fizz_DI) 2021年2月4日
✔️成分てんこ盛りにしていることによる相互作用や代謝への影響がほとんど検証されていない
✔️血圧を上げたり不眠を招いたりするような成分の配合
風邪薬というか、主に鼻炎の症状に効くと言われる薬はですね、腎臓の働きが普通の人より弱めな私が飲むと、確実にトイレに行く回数が減るので、これはやばいと感じてすぐにやめました。鼻水も止めるけど、尿量も減らすという…(-_-;)
もう相当昔です。多分20年以上昔。市販の風邪薬はそれ以来飲んでいません。
…てな感じで、「風邪薬並の安全性」とは、薬剤師的には「期待できる効果の割にめっちゃハイリスク」を意味するので、ちゃんと臨床試験を経て承認されたワクチンの方がよっぽど安全性は高いと思います🙄
— Fizz-DI@比較と使い分け-Yushi Kojima (@Fizz_DI) 2021年2月4日
ホントだ。自分の経験から見ても全然安全性は高くない(-_-;)
私の場合、普通の風邪だったら市販の風邪薬は飲みません。暖かくして水分摂ってひたすら寝て治します。熱も38℃越えたら解熱剤飲むこともあるけど、異常なことがなければ眠るのが一番。食欲があれば消化のいい暖かいものを食べるとか。
普通の風邪の特効薬はないんですよね。抗菌剤が効きづらくならないように、普通の風邪で抗菌薬をもらうのはやめた方がいいと思います。
今年の風邪とインフルエンザの少なさを見れば、コロナ予防の対策の心構えは風邪にもインフルエンザにも有効だと思います。これがわかっただけでもはからずも社会実験になったとどなたかがおっしゃってましたが、それは有意義だったかもしれません。
陰謀論好きな人が「コロナに追いやられたから」と言ってましたが、そうじゃないと思うよ。気を付けた皆さんの努力の賜物だと思います(^_^;)
胎児に深刻な影響を与える風疹
2月4日は「風疹の日」だそうです。
この女性はお母さんの胎内にいるときに母子感染しました。そして先天性の病気や障害を持って生まれて来られました。
2月4日は風疹の日。風疹の流行をなくして、母子感染で亡くなる赤ちゃんをなくしたい。そんな想いを込めてCRSとともに生きてきた30年を振り返りました。今日に合わせて大幅に加筆しました。長文ですが読んでいただけると嬉しいです。 #風疹, #風しん, #先天性風疹症候群 https://t.co/RQV5HxFILx
— かざみん / Asako Suzuki🐧 (@withCRS) 2021年2月3日
風疹は先天性風疹症候群という疾患の原因になります。ほぼ撲滅できている国も多くありますが、日本はまだです。特に昭和37年度から53年度生まれの男性は定期予防接種から漏れているために抗体がないことも多いです。大人がかかると重症化しますし、未来の子供たちのためにもワクチンによる予防を! https://t.co/3tIoT2Njtw
— ひまみみ👂耳鼻科👃前田陽平 (@ent_univ_) 2021年2月4日
1887年の流行の時、私は小児科で働いていて自分も風疹にかかったから、もし子供を生みたいと思っていたら悩んだかもしれません。実際にこの方のように障害を背負ってこられた方も少なくなかったかも。
風疹の症状は知ってたし、リンパの腫れと発熱と全身の発疹で自分でわかったんですが、先生に確認してもらって熱が下がるまでは休みで…。
でもちょうど保険請求の時期だったし、ゆっくり休んでもいられない。なぜか腰痛にもなったけど、医院の2階に隔離部屋を作ってもらって、そこのコタツで黙々とレセプト書いてました(-_-;)
私は大人でも軽い方だったと思います。熱に強いタイプでもあるし。
風疹をもらった患者さんのことまで覚えています。
お子さん二人でしたけど、お母さんがある宗教の信者だったんですね。輸血はしないという宗教です。
だからワクチンも接種されていないし、症状を軽くするためのγ-グロブリンの注射も拒否でした。人の免疫からできているものは拒否だそうです。個人的には生命を大事にしないこの宗教ははっきりと嫌いです。裁判沙汰にもなっていますね。でも信教の自由はありますし、お子さんたちに罪はないです。
でもそのお子さんから感染しました。当時、20代後半。もしも結婚していて妊娠していたら、この女性のような危惧が胎児に対してあるわけです。中絶するとしても悩みは消えませんしね。
なんで私がワクチンに積極的になるかというと、「自分は感染していてもいいけど、気付かないうちに誰かにうつさないか?」という心配が大きいからです。自分のためではないですね。不思議なことですが。
ただし、これはだれにも強制は出来ませんけどね。その人独自の判断が最終的なものだと思っています。なぜこんなに自分が懸命なのかはわかりませんが、あるいはなにかの役割があるのかもね(^^;)
宗教上の理由で拒否する人がそこまで考えているかどうかわかりませんが、いつも私はそれを第一に考えています。自分じゃなくて他の人の生命に対する責任のようなものですね。
生きるなら、少しでも自由に動けるほうがありがたいという思いと。
HPVワクチンについては母方の祖母が子宮頚ガンの転移で辛い思いをして亡くなっているからです。骨転移した痛みとか、もう壮絶でしかないです(T.T) 放射線治療では腸の健康な細胞まで影響があるから、腸からも出血がありますし。
当時はまだHPVワクチンはありませんでした。だからそういうものがある現在ならば、防げる病気は防ぎたいです。そのためのワクチン。
そしてこの方のように前向きな人生を応援したいです(^^)
男性に知ってほしい!特に昭和37-53年度生まれの男性!
— 新潟大学小児科【公式】 (@Niigata_u_ped) February 4, 2021
2月4日は #風疹の日 です
世の中に #風疹 が多いと、#先天性風疹症候群 の赤ちゃんが生まれてしまう可能性があります
一方で、みんなが風疹の抗体を持っていると、風疹は流行らなくなります!先天性風疹症候群を防ぐことができます!続 pic.twitter.com/YaN9ml5Cje
なんだか本当に多種多様な経験をしてきたなあ、と自分でも思います。あらゆる苦悩の近くにいて、当事者として、当事者の身近で見てきたなあ、という思いが強いです。
あまりにも多くの苦悩に立ち会ってきたから、どれも他人事とは思えないのですね。
普通ならめげるところですが、そういう経験からも意味を見いだすのは「運命思考」なんだなあ、と思います。
なんで巫女さんかというと、いま描いてるから。