お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

大好きな本は心のお薬ですー「図南の翼」

 

いっぱい寝てしまった

 

昨夜は疲労のせいもあって、午後8時にはダウンして、そのまま4時ごろまで寝てしまいましたが、さらに明け方再度二度寝しました。トータル9時間くらい寝たかもしれません。そのおかげでか、今日はお昼ご飯も作れました。まあでも世間はお休みなんですよね。

 

45lのゴミの袋は増殖していて頭が痛いですが。昨日なんか、大きな箱にいっぱいのカセットテープとか発掘してしまったし。でもあれは捨てるしかないし。困ったものだと思っています。

 

 

 

好きなシリーズを語ろう


今日もあまり文章を書く気がしませんが、元気が出ない時に元気をもらう作品について。

 

今秋、お待ちかねの新刊刊行のニュースがひたすら嬉しい「十二国記」シリーズ。

 

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この世界では生き物が果実の形で成る。

 

果実の時に「蝕」が起きるとそれが流され、日本や中国に辿り着き、人の子として生まれる。それを「胎果」と呼ぶ。

 

十二の国の王は慈悲の獣である麒麟が選び、共に統治する。王が道を外すと麒麟が病み、やがてもろともに倒れることになる。

 

世界の中心に蓬山があり、過酷な荒地に囲まれている。そこに麒麟の実が成ると、王の候補者は選ばれることを望んで命がけで昇山する。

 

王がいない国には頻繁に妖魔が出没し、人を襲う。徐々に荒れて行く。

 

恭国が王を失ってから30年以上。裕福な商家に生まれた12歳の珠晶は何不自由ない生活の中で、自分は護衛に守られているから、妖魔に襲われないで済んでいるが、級友や教師はその犠牲になっている。同じ年の少女は自分の家庭で使われる立場を甘んじて受けないといけない。

 

両親や大人たちに「どうして昇山しないの?」と言っても、自分の器ではないと試してもいないのに断られる。

 

とうとう彼女は決意して、自らがその大変な道のりを越えて昇山することを決意する。

 

…っていうのが、シリーズ中でも人気が高い「図南の翼」のプロローグなんですけど。

 

 


珠晶の成長と共に、ワクワクさせられる物語ですが、のちにどうしてこんなことをしようかと思ったのか?と尋ねられて「私ばっかり大丈夫なんじゃ、寝覚めが悪いからに決まってるじゃない!」というセリフが彼女の資質を説明してますね(^_^;)

 

こういう視点を誰か持てるか?ですね。ノブレス・オブリージュに近いな。

 

そういうことも含めて、あちこちに元気がでる要素が山ほどあって、本当に私にとっては何よりの薬です(^_^)

 

 

 

温故知新


私は恵まれた境遇にいるわけではないけれども、今現在、利用させてもらっている制度などがあれば、、それを成立させてくれた先人たちの努力と苦労に感謝して、可能な限り、それをより良いものにして次世代に渡せたらいいなあ、という願いは持っています。

 

婦人参政権などもそうですね。福祉や医療や介護なども、下手をするとより悪く成る可能性もありますし、それをできるだけそうならないようにしたいという希望も強いです。

 

自分の生きている間だけじゃなくて、生まれる前から死後の社会のことも視野を広げて行けるといいなあ、と思っています。

私にとってはそういう視野についても考えさせてくれるシリーズです(^_^)

 

 

 

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