どこが私の1000冊目だろう??
いわた書店さんがらみの記事は昨日もアクセス多かったです。世の中にはかくも多くの本が好きな人がいるんだなあ、と思うと嬉しい限りですね〜 (^_^)
…なので、今日は本に関する話題でも (^_^)
どなたかのつぶやきで「本を1000冊読めば人生が変わる」という言葉を見つけました。へえ…そうなんだ…そうなのか?
考えてみたんですが、私はいつ、どこで1000冊目の本を読んでいたのかまったく見当がつかないのです。いままでに読んだのは万単位には及ばないかもしれませんが、おそらく何千冊単位なのは間違いないと思いますが…。
初めて絵本を手にしてから(おそらく1歳未満)現在まで途切れてないので、読書というのは私にとっては「食事」に最も近いかもしれません。だから好き嫌いもあって、一口で「これはダメ、嫌い」と投げ出す本もあれば、何年何十年経っても内容を暗記するほどに読み返す本もあります。
生涯の友達になる本はフィクションの方が圧倒的に多いです。自己啓発書はそこまで残らないし、そもそもあまり読まないし…。キャラクターの生き様や個性が目に見えるくらいになって初めて「生きた本」になる感じですね。
一節が心に刻まれるのは詩やノンフィクションかなあ。特に自然科学関係の本。母体のスケールが大きな本ですね。
それから古典。
振り返ると、家の中に散らばっていた百人一首の札。毎日遊んでいた京都御苑の中とか、そういう環境が現在の平安好きなもとになっていると思います。一朝一夕じゃないんですよね。昔からずっとささやかな積み重ねになっていたと思います。
そこから発して特に日本の古典文学は大抵好きなんです。歴史がらみで。母方のお寺と墓地が、もと後白河法皇の御所だったところにありまして、まあ、それとは直接関係ないですが、平家物語の時代とかもわりと身近に感じております。あんまり戦国時代には関心ないですが… (ーー;)
いつのまにか血肉になっていた
子供の頃には好きだったけど、大人になったらそれほどでもないものとか、逆に大人になったら好きになったものとかもありますが、とても1000冊じゃないですね。いままでに食べてきた本のすべてが私の心と身体の栄養になっていると思います。
その通りですね〜。楽しいからこそ心に残る、楽しいからこそ身に付くし。いやいや読むなら読まない方がましかと思う。
知らないうちにとっくに1000冊を越えていて、人生が変わったかどうかはどうでもよくなって、ただ生涯つきあう友が増えていた、って感じかも (^_^;)
素材写真で見つけた京都御苑の中。こういうところで遊んでました。
この小山いまも健在なんだあ。懐かしい… (^_^;) ころげまわって芝だらけになってました (^_^;)