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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

個人的に「人生をあきらめる」のには慣れている

 

送信することがないボトルメール


昨日の今日で、まだ穴に落ちてもがいています。まあ、仕様がないですよね。そんなに楽に浮上できたら病気ではないような気もするので…。

 

昨日は、自分の知り合いや友人ではなくて、全然知らない人に打ち明けてみたいとか、愚痴こぼししてみたいとか、そういう感じで検索したら、地元の自治体のNPO法人のページに辿り着きました。

 

自死・自殺相談センターとか書いてある。で、電話相談の時間は夜で、昼間ならメール相談が可能とありました。それほど緊急でも深刻でもないからなあ、と思いつつ、以前書いたことがあるメールを改めて見直し&手直ししてみました。

 

でもメールのフォーマットを見ると「最高1000字まで」とあって。1000字なんて、原稿用紙2枚半しかないよ。私のそのもともとメールって計算したら6000字越えてるし(ーー;)

 

どうやって1/6縮めるか四苦八苦していたんですが、頑張って短く切っていってもまだ3000字あるし、これ以上短くなんてできない。わずか1000字でなにが相談出来ると言うのだ??

 

…そうやっていうるちに徐々に落ち着いてきました。これって誰に相談しても私じゃないから答えなんて出るわけないよね。虚無感の正体なんてそもそもこういうところに相談する内容じゃないかもしれないし…。

 

別に返事はなくても良くて、ボトルメールみたいに誰かにたどり着いたら満足するような気がして…。

 

なんだかもうどうでもいいや、と思いました。書いただけでそこそこ満足できた気もします。他の誰かに出せる答えを期待した自分が違ってた、と思いました。

 

で、結局誰に渡すわけでもないボトルメールの下書きがまた増えました。
仮にメールを送信したとして、6000字もあるメールを書く人間がどこが悩んでいるというんだ?と思われそうですね(^_^;) 文字と文章を書くのに慣れてるだけなんだけどね(^_^;)

 

 

 

「人生を半分あきらめて生きる」

 

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

 

 


一昨夜読んでいた本です。

 

私、結構この方の本は読んでると思います。で、今回も一読して「うん。私はすでにこういうふうに生きている」と思ったんですが。

 

人生は小さなあきらめの積み重ねでできているから、真面目な人は「あきらめずに頑張る」と思ってしまうと苦しいばかりになる。過剰にポジティブシンキングしなくてもいい、という生き方ですね。

 

うつの最中の人だけじゃなくて、まだそこまでひどくないけど、ちょっとしんどい、という人まで、疲れを感じているすべての人のために…。「人並み教」「普通教」から自己を解放することで、一休みして新たに見えてくるものがあるから…と。

 

「人間、ただ生きているだけでそれでいい」と思えたらどんなにいいだろう。

 

…これって、私もまさにいま現在思っているわけですが、「条件つきの自己受容」ではなくて「無条件の自己受容」が必要になるので、そういう時のためにカウンセラーの仕事がある、と。著者はまさしくカウンセラーではあるのですが…(^_^;)

 

あ、そうか。この本を読んだから誰かに話したいと思ったのかなあ…。それも知らない人に…。

 

カウンセリングは患者さんの中にある答えをうまく引き出していくのが仕事なので、傾聴の姿勢とかすごく大切になると思っています。

 

なんとなく一人でそういうのをやっちゃった気もします。「書くこと」にもそういう意義があるような気がします。さらに「描くこと」も。書(描)いているあいだだけの浮上ではなくて、もっと本格的な浮上ができればいうことがないのですが…。

 

でもこの本は日々の生活になんとなく疲れを感じている人にはオススメです。視点が変わることで得られるものも大きいと思います。

 

 


もう桜の便りも聞かれるというのに、せっかく描いたからこういうのを作りました。FC2ブログのヘッダです。

 

はてなの方で大きめの画像でカスタマイズ可能なテンプレートがあるかどうか不明ですが、こういう遊びができないといまいち物足りない…。もっともFC2のテンプレには表示に時間がかかりすぎるものもあるんですけどね…(^_^;) そういうのは避けてます。

 

 

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