予約投稿しておいて、可能なら臨時でクリニックに行こうかと考えています。
普通の「家」をしまうことを考える
お盆も過ぎましたが、こういう話題ですみません。
私は「家じまい」の役割を受けざるをえなかった娘です。
「墓守娘」という言葉があります。これは主に母親にあてにされて介護から、その後の墓守まで託された人のことですが、私の場合はちょっと違って、やはりこの「家の後始末」一切を頼まれた気がします。いや、別に志願をしていませんが成り行きでね… (^_^;)
本来、家のほかにも「お墓」の問題がありますが、うちの場合、曽祖父が大正時代に入信したらしい日蓮宗のお墓とお寺がありました。
「先祖代々」のお墓には曽祖父と祖父母が入っていますが、私は祖母の納骨の時を知っていて、骨壷ごと納めるのではなくて、布の袋にいれた遺骨を土に空けるという方法でした。ですので、すでに40年近く経ったいまでは土に還っていると思います。
もう一基はニューギニアで戦死した伯父のお墓でしたが、遺骨は見つからなかったので、臍の緒とニューギニアの石だか砂だかが入っているそうです。
で、まだ父の介護中ですが、昔からこのお寺が跡継ぎ問題で揉めていて、裁判沙汰になっていて、詳しくは知りませんが、そういう事態になっていることに私はすっかり嫌気がさして、母と相談して「檀家やめます」と宣言しました。
それから丸8年くらい経って、なにを思ったのかお寺から電話があって、墓じまいをして欲しいといわれましたが、「お金がないからそれはできません」と言って、一応ややこしいことになった時のために市の無料法律相談に行けるように、系図なども作って用意していたんですが、それから、今に至るまで一度も電話が来ないので、もういいのかな、と思っています。なにか言われてもホントに出来ないものは出来ないもん。
父の遺骨はまだうちにありますが。いずれは市の共同墓地に納骨したいと思っています。我々のもそれでいいわ〜。
明朗会計のお葬式
こういうことはあんまり考えると頭痛がするだけなんですが、webで見かけたところにパンフを送ってもらいました。
ここはなんでも定価があって、それ以上はいただきません、という感じなので、それがいいなあ、と思っています。海に散骨は5万円らしいです。
父の時に家長だから、というのもあって、本来の価格にあれこれと追加して、結構とんでもない値段になったので(「あのお金、どこから出たのかわからへん」と母が言ってましたが)その二の舞いはすまいと考えてまして。
私は信仰心はないわけではないけど、葬儀にまつわるあれやこれやには相当無駄が多いとしか思えないので、(それと今の葬式仏教も嫌いだ)そういうことはやりたくないし、他にも考えないといけない問題はあるんだけど、なんとなく、つい、ここのことも考えてしまいます。
ちなみに、母が具合が悪いわけではありません。こういう話も縁起担ぎね (^_^;) 来月はまたカンファレンスです。
この家に一番多い時は7人が住んでいました。甥と姪は地方公務員だから、ここには帰ってこないだろうし、もうあとは誰か一人になるんですよね。そしていずれ誰もいなくなるし。
その時のことまで自分が死んだあとのことまで、ついつい考えてしまった、昨日、私の誕生日なのでした (^_^;)
気分を変えてお人形 (^_^;)
このところ、しんどくて、SDに触る余裕がないもので、小さい子を。身長27センチなので、SDの半分以下ですね。
あまりにも見事な手編みレースのウエディングドレスを作ってらした方に、破格のお値段で分けていただいたものです。花のモチーフとかにちょびっと手を加えてアレンジしていますが、スカートも円形なんですよね。
私はレース編みはやり方はわかりますが、非常に手が疲れて自分では出来ないので、やっぱりすごいなあ、と思います。ハンドメイドにはとことん弱いですね (^_^;)
誕生日と葬儀と結婚式と、えらい取り合わせですが、どちらも人生の大イベント。誰もが通過する(いや、結婚は私も経験ないけど)可能性があるイベントです。…なんだか縮図みたいだなあ、と思いました。