お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

町が見下ろせる納骨堂

 

今日は短いです。

 

父は10年も待たせてしまった


昨日、両親の遺骨からいわゆるのど仏の部分(本当は首の骨らしいですが)を半分ほど取って、向かい合わせというか、抱き合わせになっているような形にして、一番ちいさな骨壷に入れました。

 

それは手元に置いて、私が死んだら一緒に持っていきます。それまでは手元供養。

 

今日タクシーを頼んだので、弟と一緒に納骨に行く予定です。埋葬許可証も確認したし。他にも必要なものとか電話で確認しましたが、相続登記で戸籍の原本まで揃っているので、あれで役に立つはずです。

 

父には10年も待たせたから思わず「お待たせ (^_^;)」と言ってしまった (^_^;) でも夫婦で一緒に同時に入れてあげたかったのね。個人のお墓じゃなくて共同墓地ですし。

 

でもみなさんいっしょの方が寂しくないと思う。どのみちわれわれもそこに行くから。ちょっと山よりなので、市街が綺麗に見えるし、春には桜も咲くと思う。

 

子供のころに遊んだ場所ですが、お墓とは思えない静かな明るさがとても気に入っています (^_^;)

 

 

市の共同墓地は子供のころの遊び場でした

 

弟があまり覚えてないというので、ちょっと驚きましたが、子供の頃の記憶は5歳違うとそういうものかなあ。私みたいに1歳になる前から覚えているあたりが特殊なのかもしれませんが。

 

イメージ的には地下のマンションタイプのお墓が嫌だったらしいです。伯母のお墓がそういうタイプで、マンション形式で綺麗なんですが、母も私もそこに行くと非常に寒気がしてきて駄目で、結果的にほとんどお参りしてあげることが出来なくて申し訳ないと思います。

 

なにが駄目なのかと考えると「自然に(土に)還れない」ということではないかと思います。地球から生まれた肉体がその故郷の土に還る、というのが私らには大事なようです。別に散骨でも問題なくて、静かに自然に還るのが一番だと感じているから…。

 

マンションタイプのお墓では、ずっと骨壷の中でそのままなんですね。それが嫌みたいです。もともとのお寺にあったお墓でも、骨壷から出して、晒しの袋に入れてあげていたから、年月が経つと土に還るんですね。

 

母とはよく同じ反応をしていて、特に霊的な場所では同じように感じることが多かったです。シンクロ率がすごく高かった、似た者母娘でした (^_^;)

 

 

さほど遠からぬ場所なんで、年に何度かお参り出来たらいいなあ、と思いますが。

 

そういう作業をしていて、中座して部屋に戻ってきたら、お線香の香りがしてました。確認していたみたいです (^_^;) え?これでよかったよね?(本人に聴くなよ)

 

 

 

 

(もも)とせの 花にやどりて過ぐしてき この世は蝶の夢にぞありける

                       大江匡房

 

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