最近読書はKindleで、ということが多い私ですが、それでも新刊書や漫画などはやっぱり紙の本で読みます。
で、午後にこれが届いたので、ぼちぼち読もうかなあ、と思っているところです。
工藤美代子さんはノンフィクション作家ですが、実は私はオバケ関係の本しか読んだことがありません。すみません。
でもこの方はいわゆる「視えるタイプ」だという自覚がないようで、オバケの話ではなくて「こういう不思議なモノを視た。体験した」というふうに淡々と綴られていたので、かえって真実味があって面白いなあ、と私は思っておりました。三島由紀夫の首の話など、演出して書いたらものすごく怖かろうと思います (ーー;)
そういう方ですが、病気は人を選ばないようですね。タイトルからすると普通のうつ病のようですが、なにか得られるものがありそうな気がして、ちょっとワクワクしております (^_^;) 病気の本をワクワクしつつ読む、というのも微妙な心理かな?
このごろの私、とにかく頑張りすぎている、と明らかに思える人をみると、「あんまり頑張りすぎないで」と声をかけたくて仕様がありません。いや、下手すると人によってはうつ病が待っていますし、それによる損失のようなものを考えると、頑張りすぎの弊害が痛いほどよくわかるからです。もう、8割くらいで手を抜いても世の中なんとかなるんじゃないかと思えるし…。
まあ、どんな病気でもそこから派生する人生経験のあれこれでも、自分には無駄にならないからいいんだ、と納得しておられる方はあえて止めませんが (ーー;)
これまで数多くの精神疾患関係の本を読んで来ましたが、本当にひとりとして同じ症状はないんだなあ、と思い知らされます。あまりにも症状が人それぞれだから、だから余計に患者は孤独に苛まれることも多くなるのかもしれません。
まあね、うつ病の場合は完治する可能性が高い病気だから、とことん失望しなくても大丈夫だと思います。人生の物差しを長く持っていきましょう (^_^;)
最近、女子力だの人間力だのよくわからない定義で人を評価しようとかいう動きがあったりして、どうにも頭が痛いことです (ーー;)
そういえばしばらく前にツイッターで流れてましたね〜、奇妙な例が。女子力が高いということを彼氏に印象づけるために、オムレツの卵を「ヒヨコさんが可哀相で食べられない」と言うとかなんとか…。「アホちゃうか」と思って、あまりはっきり読んでないんですが、大体そのような内容だった気がします。
私が考える「女子力の高さ」ですが、たとえばひとつの例です。出勤途上で事故に出くわす。しかも自分の目の前で!怪我をして出血している人がいる。一瞬ひるむ。が、多くの通行人を呼び止めて救急車を呼ぶように頼み、自分は出来る限りの応急処置を施し、怪我人を励ましながら救急車の到着を待つ。出来れば病院まで付き添って家族の連絡先を聞き出し、連絡を取る(このあたりは消防や警察がやってくれそうですが)…それくらいのことをさ、てきぱきをやってのけるのが女子力の高さだと私は思っております。
相対的に男性より女性の方が血を見るのに慣れてますし、いざとなったら可能じゃないかと思うんだよね〜。
調理済み無精卵に遠慮したってなんの価値もありません。どうもこういうことが変に勘違いされているようで、困った世の中であります。
美しさは芯の強さ、という当たり前のことがもっとちゃんと再認識されるようになって欲しい気がします。