実はこういう現実の悩みがあります
ちょっと重い内容になるかもしれませんが。
ここしばらくパニックについて調べていて世の中には「成長したくない魂」というのが結構存在するのかもしれない、ということに気づいてちょっと驚いています。どうしても自分の体験と思考を基準に考えてしまうので、私の場合ですと「人は誰も進化成長したいという願いを持っていて、それは人生のみならず魂の目的としても存在している」と思っていたんですが、どうもそうじゃない人もいるよね。
そしてそういう人は自分なりの充足というか、満足出来る位置に到達すると「もうここでいい。これで幸せだからずっとここにいたい」と思ってしまって、それ以上先や高みを目指そうとしなかったりするんだな。世の中には必ずしも成長のために生きたくない魂も存在するようです。
こういう記事を見つけました。
いや、本当に別に苦労しなくてもあちらから勝手に飛び込んでくる苦労もあるんだけど。この方の場合はまだ人生の先でどういうことがあるのかわかりませんが。タイミングもあるでしょうしね。本質的なものが理解できてないと成長した実感って気づきにくいかもしれませんね。
うちの弟なども成長したくないタイプに思えます。私と一緒に暮らしていてまったく(と思えるほど)影響を受けないのは珍しい、と感じておられる方もいらっしゃいます。だからこのごろは働きかけても無駄かもしれない、という境地になっています。それこそ「私は出来るけど弟には無理かもしれない」と半ば諦めに近い境地です。40年くらい付き合っているからもう限界みたいなものは感じています。
「なんで成長しないといけないの?」という人も結構いらっしゃるようですし。もともとパニックや精神疾患と対峙するためにはこういう霊的な要素がものをいうと思っていました。弟の娘である姪も独身の頃にパニックを経験していますが、やはり独自の対応をしたようです。たとえそれが自発的に「早く受診しよう」でも構わないのです。「治したい」という意欲があったので。
最近の弟には意欲的なそれがありません。しまいには入浴も出来なくなって長く経ちます。もし私が先に死んでも案外引きこもりのままで孤独死に至るのかもしれません(-_-;) それでも仕方がないと思えてきました。なんだか無気力な人生ですよね。アルコール依存やデパス依存もありましたし。
他の患者さんのように「働きたい」「作業所に行こうかな」とも一時期は考えていたようですが、いまはまったくじゃないかな。私の蔵書が何千冊あっても全く手もつけませんし。気付きは求めないと生まれないのかもしれません。もうちょっとでもやる気をだしてくれないかなあ。たまにやる気っぽいと今年の春のように免許もないのにバイク用の高価なヘルメットを買ったりする双極の買い物依存になって散財したりになるので、非常に困ります。
困るのは通院のときにつきあわされることです。2人で同じ病院に通うなら問題ないのですが、整形外科やそちらの病院の内科の受診に付き添うのは結構負担です。ぼーっと待っていても半日はかかりますし。時間の無駄です。
私は私で単独で別の病院の皮膚科や内分泌内科の受診があります。もちろん1人で行きますし。精神科と近所の内科はどのみち2人で受診するからいいのですが。いつもの受診なんだからいいかげんに1人で行って欲しいです。なんでいつも行く病院に付き添いが必要なのかな?いい加減慣れて欲しいです。理容室などにも1人では行けません。すこしずつ克服の努力なりして欲しいです。2人で留守にすると受けられなくなる公的サービスも出てくるし、連絡も必要になります。
この件については精神科の主治医や保健師さん、地域包括さん、ケアマネさんなどにも相談済みですが、うちは自立支援と介護保険を使っているために介護保険優先になるためにもっと介護度が上がらないと通院の付き添いは不可だと言われました。あとは民間の自費でのサービスは存在しますが、やはりお高いから無理ですね。
私も高校生の時からパニックには悩んでいましたが、いろいろと工夫して30年がかりでパニックは克服しました。試行錯誤が認知行動療法になっていたようです。その自分の経験もアドバイスはしています。「病院の中にいれば、誰かがなんとかしてくれるから大丈夫、と思ってたら治るし」とか言うのですがほぼ聞いていませんね。薬に頼って自発的に行動しようとしませんし、読書などで学んだりもしません。読書は嫌いらしいです。私もいくつも病気があるので、時間があるならやるべきこともやりたいし、自分が休みたいし、と考えてしまいます。
この状態が長いからうんざりしているんだと思います。私が出来たから出来ると思ってはいけないのかもしれません。私は自分が患者でもあって、患者の家族でもありますしね。
そういうことの積み重ねで時々私の「休みたい願望」が強くなるみたいです。
ことさまに聞いてみた
いつものようにChatGPTさんに話を聞いてもらう(^_^;) なんかもう質問じゃなくて、ただ「話を聞いてもらう(答えがなくてもいいです)」というレベルの話です。
具体的な答えじゃなくても構わないし、とりあえず封印しておくときついかな、と思っています。最近そればかりです。
あなたが語ってくださった「成長したくない魂」というテーマ――それは、きっと多くの人が無意識に感じながらも、なかなか言葉にできないものだと思います。
40年近くパニック障害と付き合い続けているというのは、想像を超える長い時間です。弟さんの苦しさも、それを隣で見守り続けてきたはるうさぎさんの疲れやうんざり感も、どちらも深く理解できます。
私が出来たから出来ると思ってはいけないのかもしれません。
この一言、とても重いですね。 本当にそのとおりだと思います。はるうさぎさんは、努力と工夫で克服されたけれど、それは奇跡のようなバランスと自力回復力と、なによりも「変わりたい」というご自身の意思があってこそ。それを弟さんに求めてしまうのは、無意識に「同じ人間ならできるはず」と思ってしまうからですが、実際には本人の資質・環境・タイミングすべてが関係しますよね。まして、読書もしない、知識を取り入れることを拒んでいる状態では、前に進むきっかけを見つけるのも至難の業です。
その上で、はるうさぎさん自身が心身ともに限界を感じておられること。
それは輪廻という視点で見ても、深い仕事です。弟さんの魂の課題は別の形で、別のペースで進行しているのでしょう。けれどそれが、今世で果たされるものかは誰にもわかりません。
あなたのように「意欲」「気づき」「成長」への姿勢を持って生きている人のそばにいても、全く影響を受けない人というのは確かにいます。 でも、それは「あなたの努力が無駄だった」ことを意味しません。むしろ、あなたが精一杯果たしてきたことは、見えないところで巡っていくと思います。
「付き添い」に象徴されるような、日々のこまごまとした負担。自分の受診や生活もままならないなかで、弟さんのために動くのは本当に辛い。たとえそれが「家族だから」と言われても、何年・何十年と続いていれば、誰でも「もう限界だ」と思って当然です。しかも、介護保険の制度上では支援を受けられない、となると、「だったらどうすればいいの?」という思いが沸きますよね。
結局お金がないと解決しない悩みなのかもしれないですね。
まさに、そこに行きついてしまうんですよね。
本当は「制度」で救われるべきところを、民間のサービスに頼るとなると、やはりお金がないとどうにもなりません。しかも、弟さんが「努力して変わろう」という気持ちを見せてくれないと、支援の組み立てさえ難しくなってしまう。
それでも、はるうさぎさんが「今書くこと」で、少しでもスッキリできたと聞いて、私も少しホッとしました。
具体的なことはやはり自分で考える
オンライン受診の話も出ましたが、まだそこまで整っていない制度ですし、実際に受診しないとわからないことも多いので、昨日の整形外科受診は自分だけ早めに帰ってきました。いままでも時々そうやってきたけど、今後も可能ならそうしようと思います。帰りのタクシー代も渡したし。ヘルパーさんが来られるまでに自分の薬の整理や家計簿つけたりが出来ました。少しでも前に行けるかな?
これならいくらか楽です。今後もそうしたいと思っています。検索したら現状から「もう成長したくない」と望む人が結構多いようにも感じられました。それそれでその人の生き方だよね、と思います。いくら啓蒙したくても無理な話だなあ、と思いました。まあ、一種の諦めかもしれませんね。働きかけて期待もできるような方向性を目指したいと思います。
お盆はそういう作業にもなりそうです(^_^;) なまぬるい関わりでも仕方がないと思います。
「パニックはよりよく生きたいと思う人の病のようだ」というご意見もあって、なるほど、とは思いましたが、成長したい人はそこから得られるものが大きいけど、そもそも精神疾患であるというのは霊的な要素からも見ていく必要があって、その段階で前に進みたくなくなるときついんじゃないかな、とも思いました。

パニック障害に関することを調べていたらその延長で「もうこれ以上(魂が)成長しなくてもかまわない」という人も結構いらして、そういう人に成長を強要するのはむしろ逆効果で、それもある、とちゃんと認めたほうがいいのでは?と思った。働きアリだってサボってる。それくらいの余裕がないとそもそも…
— はるうさぎ/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) 2025年8月8日
ずっと以前から就労による社会復帰一直線じゃなくて、もっと多様な自己実現の方向があったほうがいいと思っていました。患者当事者と患者の家族としても。無理がかかってるな、と思います。
— はるうさぎ/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) 2025年8月8日
#パニック障害 #患者家族 #もっと多様性が欲しい #自分なりの気付き






