いざという時のために…
相変わらず、地球はご機嫌斜めのようです。
昨日、かこさんが取り上げていらした真面目な問題、災害時の障害者はどうすればいいのか?ということですが、これは私も他人事ではないと思ったので、調べてみます。
やはり地元のことがわかりやすいと思ったので、京都市の場合を取り上げますが、各自治体でもほとんど同じと考えていいと思います。
なんで私が福祉避難所を知ったかというと、毎年配られる小学校区の地図ですね。その中に「福祉避難所」があって、それを見ると、うちからほど遠からぬ所で、しかもAEDまで装備されているらしいです。
京都市のリストを見ると、やはりそれなりの広さと設備が必要なので、高齢者施設や障害者施設などが多くなっているようです。
以下、このページを参考にしています。
★福祉避難所とは
避難生活において一定の配慮を要する方を対象とする避難所のことです。福祉避難所は,一般の避難所への避難後に,そのまま一般の避難所での生活を続けることが困難な方を対象とするため,二次避難所とも呼ばれています。
なお,本市では要配慮者が安心して避難生活を送ることができるよう,社会福祉施設等の福祉資源を活用した福祉避難所及び妊産婦等福祉避難所の事前指定を進めています。
★福祉避難所の受入対象者
高齢者や障害のある方,妊産婦(妊娠中から産後概ね6か月)など,避難生活において特別な配慮を必要とする方で,介護保険施設や医療機関などに入所・入院するに至らない程度の方が対象です。
そうか、入院が必要な人は違うんですよね。
※ 移送対象者は,まず重度の要配慮者(要介護度3以上又は障害支援区分4以上)から選定し(第1次選定),さらに第1次選定で対象とならなかった方については,保健師等の健康調査による所見に基づき決定(第2次選定)します(自宅等から福祉避難所に直接避難することはできません。)。
※ 福祉避難所は開設に向けた準備が必要となるため,発災後3日目以降に開設することを基本としていることから,災害発生直後から要配慮者を受け入れることはできません。
かこさん、すみません。いきなりそこへ行くな、とありました。振り分けられるそうですが、3日目以降からかな。最悪の場合、3日は病院で過ごすというのも方法としては仕方がないかもしれません。医療的な処置が必要な方の場合ね。
広く知って欲しいこと
《皆様にお願いしたいこと》
熊本地震では,地震発生直後に,一般の避難者が福祉避難所に殺到したため,福祉避難所を開設することができず,その役割を果たせなかったという事例が発生しました。
福祉避難所は,要配慮者が安心して避難生活を送るために必要な避難所であるため,まずは一般の避難所に避難していただきますよう御理解と御協力をお願いします。
とにかく、保健師さんなどに訴える必要はあるかもしれません。
日頃からそういう障害者がいる家庭だとアピールしておくのもいいかもしれません。
うちも母が在宅介護の間は保健師さんがこまめに覗きに来てくださいましたが、担当さんが移動されて、母が入所してからはこちらから行くくらいしかお会いできなくなりましたが…。
あと、やはり自治体によって細かい違いがある可能性もありますので、必ず、地元の情報をご確認ください。
災害弱者のみならず、広く一般の方々にも認知されて、それでやっと十分な活用が可能になると思っています。
よろしくお願いします。