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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

障害年金も年金制度の一部ですから…

昨日「はてな」の色白おばけさんのブログのこの記事にブックマークコメントをしたら、をたくさんつけていただきました。

 

www.fair-skinned-monster.com

 


元気なうちには気がつかない、あるいは忘れている人も多いと思うんですが、年金って障害者になった時も認定されればもらえるんですよね。

 

身体障害でも精神障害でも、自分がそうなって働けなくなった場合、これがあるとないとでは、金額的には多くなくても精神的な安心感が随分違います。

 

ちなみに私も2級の精神障害者です。最初はうつ病で認定されたんですが、後に双極性2型障害になって、先日何度目かの継続が決まりました。もう10年あまりいただいております。障害基礎年金なので、金額は多くありませんが…。それでも収入がある、という安心感がもたらしてくれたものは大きかったです。

 

日常的にはご存知の通りにまともにご飯も作れない日も多いですし、掃除なんかヘルパーさんが来られる週に一度がやっとですけど…。

 

 

 

この病気というか、予兆のようなものは随分前からあって、週に5日、きっちり詰めて働くのがなかなか難しく、どうしても辛くて1週おきに1日休んでしまったりとか、そういうことが多かったので、結局一度も正社員としては勤めていませんでした。だから厚生年金はもらえないんです。

 

パートの少ない収入から毎月国民年金を払うのはすごくきつかったですが、でも頑張って払っていたのは、この「障害者になった時」を想定したからですね。

 

自分にその可能性があるかもしれない、となんとなく感じていたふしもあります。でもそういう時に備えて民間の保険でフォローっていうのはとっても無理なんですよね。

 

 

 

今の時代、若くてもうつ病になられる方は少なくなりません。このごろはうつ病での障害年金支給認定は難しいと言われてますが(完治の可能性が高い病気だからと思います)、統合失調症双極性障害の場合は寛解はあっても生涯薬を飲み続けて付き合っていかないといけない、「完治がない」病気です。(だから「障害」って呼ばれています)

 

もちろん、症状の状態によって、2年、いや3年か?の継続の時に審査がありますし、それで軽快して必要がなくなれば支給停止になることも、一旦停止になっても状況が悪くなればまた再度支給再開になることもあるそうです。

 

 

 

でもね。会社からの休業手当が切れて、本当に真剣に悩んでおられる方も多かったりするので、この「障害年金」という制度は大事にして欲しいと思います。

 

まだ若く、働き盛りの人のフォローに役立つんですから、そういう部分も忘れないで欲しいと思いますね。決して老人だけのものではなくて、結局福祉制度はすべての年代の人に無関係ではないんですよね。すべての年代の不公平感とか不平等感とか(誤解も結構ありますし)払拭するような制度を再構成出来ないものかと思います。

 

 


Twitterの方から、在宅で商業関係のイラストや漫画の仕事をしたら、年金が打ち切りになった、という話をお聴きしましたが、なんだかこれはおかしいと思うので、ちょっと調べてみたいと思っております。

 

いろいろあるはずなのよ、これの裏には…。その類の本も注文中ですし。

 

あー、でも今日は午後は看護師さんが来られますし、明日は土曜だし、月曜日は受診だし、火曜日は母のところと薬局だし…。うーん…。早くても水曜日以降しか年金機構にも行けないなあ。解答が出るまでちょっと時間がかかるかもしれません。でもこういう疑問を放っておくのは気持ちが悪いしなあ… (ーー;)

 

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