身体症状の時
昨日はほとんど終日横になって過ごしました。真面目な内容の本を読む気にもならなくて、午前中から寝てしまったり…。
で、今朝起きるとまた目が見づらくなってるし、自分の声がこもって聞こえます。目も耳も影響があるのかもしれません。うっとおしいなあ…。身体症状もいくらかは影響していると思えます。
鬱の身体症状についてはまだ理解が少ないところがあって、こういうつぶやきもありました。
うつ病に身体症状があるって意外と知られていないっぽい。僕はむしろこっちで困っている。
— まるるんず語録 (@marurunzmemo) August 12, 2018
うつ病=憂鬱になるだけと思っているのか「外に出て気晴らしした方がいいよ!」とか言って無理矢理連れ出そうとする人がいる。
ダルさとか頭痛とか味覚障害とか疲労感とか急にくるんだよ。これマジで広まれ。
精神疾患もちの外出は。
— KWFくりたに (@MWF15) August 12, 2018
風邪引いて体調悪いけど外せない用事で、出る前に薬飲んで、冷えないよう着る服を選んで出かけ、終わった途端に布団に直行、さらにまた発熱して……と似たような状況ではと。なのに、メンタルになると気分の問題ぐらいで片付けられるのは、身体症状が無いと思われているから?
私も現在身体症状が強く出てるからそちらが辛いです。
しばらくろくなことできないかもしれません。すみません。
自己嫌悪する暇に自分を褒めよう
いつもブログを読んでくださる方と時々電話でお話すると「普通の人の何倍も大変なのに、どこか余裕がある感じがあるんですよね」と言ってくださる。まあ、マイナス面に視線が向きやすい人だったら、愚痴と嘆きばかりで終始する可能性もあるなあ、と私も思います。
私があまりマイナス面にフォーカスしないのは、それはやっぱり他人と比べないからだと思います。そしてこれが人生の最大の処方箋じゃないかと思っています。他人を比較していたら永遠に幸せには慣れませんから。私は私、他人は他人、と割り切れるのがいいのです。他人を羨まず、人にはない自分の宝を見つけましょう。
外からは何もかも順調に見える人でも内面では葛藤を抱えていると思いますしね。
例えば今ですとコミケが開催されています。体力勝負のすごい会場のようです。
そういうコミケに参加出来るというのも凄いことなんです。私は1980年代から同人活動をしていますが、若い頃はパニック障害で参加するのは無理だったし、いまは気力体力がなくて無理。それが私。
当時に私の代わりに参加してくれた友人たちには感謝。でも本が出せたことは私の宝だと思っています。50ページ以下の薄い本(パンフ)じゃなくて100ページ以上の分厚い書籍クラスの本。そういうのは作れたから、すごくよかったと思っています。会場に行けなくても本は作れる。
他人と比べないというのはそういうこと。いいこと探しでもありますね (^^) 「出来なかった」ことを悔やむより、「出来たこと」がある自分を褒めてあげましょう(^_^;)
増え続ける“息子介護”と言う番組
こういう番組があったそうです。
あえて「息子」というタイトルをつけるくらいだから、今までの娘介護とか嫁介護とか、そっちの方は見逃されてきたのか?と思うのは自然なことかもしれません。でもいまは独身の息子がひとりで親の介護をしているケースがとても多いそうです。
どうも育児とか保育とか介護とか、人に関わることは以前は「女性のやること」と認識されてちょっと軽く見られてきたフシがありますよね。
その延長に「介護って、保育って誰にでも出来る仕事」だとか、非常に軽く見られる誤解を受けて、そういうことを言うのは大抵自分でやったことがない連中ですね。妻や娘に任せてきた男性とか、おおよそ自分でやる必要がなさそうな政治家とか。やったことがないから大変さがわからない、だから軽く見てしまう。同じ男性が苦労していてもピンとこなかったりするし。
自分が介護離職して貧困を覚悟しなければいけないくらいのダメージです。それでも親は見捨てられない。この気持ちは男女を問わないと思います。
自分で苦労してみればそうじゃないことがわかって、プロの仕事の待遇改善(金銭面のみならず介護士や保育士の全体的な待遇改善です)もしてほしいです。
母がお世話になった特養ではよくしてくださったのですが、毎週行くたびに介護士さんの人手は足りないなあ、といつも思っていました。せめて一つのユニット(入所者10名に対して)いつも3人くらいいらしたらなあ、と思っていました。そうしたら家族ももっと安心して預けられるのに…。
私が望んでいるのは政府の意図とは逆です。在宅介護メインではなくて、できれば施設介護がメインで、そのためには今以上にお金がかかるけど、介護のために仕事を辞める人は減ると思います。なんかさ、現場で働いたことがない人たちが考えることって的外ればっかりなんだよね。福祉のための消費税とかはどこに行ったのかなあ??
で、息子介護ですが、他に家族を持たず、やむなく一人で介護をされている男性の場合、孤立しがちなことが怖いのです。愚痴でもなんでも気軽にこぼして、打ち明けて相談することがもっと気軽に出来るように、そういう支援も切実に欲しいと思います。基本的に男女を問いませんが、より必要なのは男性介護者の方だと思います。
女性が「話すこと」で救われていることが多いように、男性ももっと弱音が吐けてヘルプが言える環境がないと、と思います。本当に切実なことですよね。
男性も愚痴こぼしていいのよ。泣いてもいいのよ。そういうはけ口はないと本当にまずいと思うんですよね。同性ばかりのグループもありだと思いますが、きっかけも必要ですし…。そういう機会がどうしたら作れるんだろう?と思います。男性介護者のみなさん、そのへん考えていらっしゃいます?そういう場は本当に大事ですよ。
要介護5で寝たきり半身不随だった父の場合、巻いたり被せたりしてたらやっぱり気持ち良くなかったみたいで、パッドを外して横向かせた途端に放尿。何度かびしょ濡れになったけど、やがて角度とタイミングを覚えて服もシーツも濡らさない防御が可能になりました(^_^;) https://t.co/k2B4ON3PkT
— 藤本恭子/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) August 11, 2018
おむつ交換も自分の故郷なんだと思えば、あっという間に慣れる…気がする (^_^;)
そして達人ぽくなったけど、今反動はきている…(ーー;) 介護は生涯のテーマでもあるなあ…(*-д-)-з
制度や人の意識を変えるのは大変ですが、いつかはそれも変えたい。そのためにまず自分が変わることが大事だと思うのですね。