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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「カワサキ・キッド」愛すべきアイドルの原点かな

母のところに行ってきました。

 

今日はかなり帰宅願望が強くて、ずっと「連れて帰って」と言って泣いてるから困りました。玄関先で相談員さんにお会いした時は「お元気です。昨日はお風呂にも入られました」って聞いたのに…。やっぱり私だと甘えと本音が出るのかもしれません。

 

かといって連れて帰れるわけもなく、「また来るから」と言って帰ってくるしかありません。1年も経つと他の人は誰も行ってくれませんしね。よくしてもらっていてもやっぱり寂しいのかな…。

 

行くと気分次第で右往左往しそうになりますが、やっぱり気になるから毎週行ってしまうんだよね。はあ… (*-д-)-з 疲れた〜。午後はもうちょっと仕事のお絵描きして横になるかもしれません。

 


いまごろですが、やっと読みました。

 

カワサキ・キッド (朝日文庫)

カワサキ・キッド (朝日文庫)

 

 

読後の一言。やっぱりヒガシくんは素敵な人でした (^_^)

 

今現在とか少年隊のころだけ見ていると想像もつかない結構ハードな幼年&少年時代。シングルマザー家庭の頃、いつもお腹を空かせていた。

 

一緒に遊んでいた子をうっかりケガさせてしまって、お母さんが慌てて誤りに行って、そこのお母さんと意気投合、母同士が仲良くなったら、子供たちもやっぱり仲良くなる。そのお宅が日本名で暮らさざるをえなかった在日コリアンのお宅で、でもいつもお腹を空かせていた成長期の子供に美味しいものを食べさせてくれて、親切にしてもらって、そこで感謝の気持ちを持たなかったらおかしいよね、人として。

 

そういう子供の素直な感受性から捕らえられた視点には、下手な横やりが馬鹿馬鹿しく思える説得力があります。

 

私自身もわりと普通に在日の人たちが暮らす町内で暮らしてきたから…。やっぱり子供の感性は優しい気持ちや綺麗なものをきちんと見抜いているのですね。

 

 


で、ヒガシくんはのちに「よくぐれなかったな」と言われるくらいの環境で育った訳ですが、ご本人は「臆病だったから」と書かれていますが、本当はぐれてもなんの解決にもならない、ってわかってたからじゃないかと想像しています。

 

ぐれる前に中学時代にジャニーさんとであったタイミングもよかったんじゃないかなあ…。悔しさをバネにして挑戦することにやり甲斐を見つけて。

 

後輩や共演者や、とにかく出会う相手の長所を見つけるのが上手い人だなあ、と思います。後輩なんかみんなものすごくお世話になっているでしょうし…。

 

V6の坂本くんがヒガシくんの付き人をしていた時、本来は無給のはずが、ヒガシくんがポケットマネーで坂本くんに給料払っていたそうです。付き人の経験は無駄にはならない、と見抜いてたようです。

 

TOKIOの山口くんや太一くんは一緒に暮らしてて、いろいろと世話になっていたみたいだし…。とにかくほとんどの後輩が世話になってると思う。でもヒガシくん自身が自分をきちんと律することが出来る人で、毎日筋トレを欠かさずに、努力し続ける人だから、彼の言動には説得力があるんだと思います。

 

 


この世相がヘイトの目立つ時代だけに、あえてそこだけを強調したいわけでもなくて、そういうことがありました。と彼は自分の中に流れているわずかでものロシアの血を「強さ」だと解釈していて、だから負けない、と力にしているし、それは決してコンプレックスではないのですね。

 

脳溢血の後遺症を持った母方のおじいちゃんを見守り、世話する、それなりにわんぱくな少年。運動神経抜群で国語と社会と体育が得意。いまでも基本はアナログ人間で、実はデジタルが苦手…などなど、人間味溢れる人でした。

 

 

よかった。さすがに後輩達にあれだけ慕われる人ですね。結構、私自身との共通点も見つけてしまいました (^_^;)

 

これからも応援しつつ、見守りたい特別なアイドルですね (^_^)

 

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この写真の子はヒガシくんではありませんが… (^_^;) かわいいなあ、と (^_^;)

 

 

 

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