特定の宗教などとはなにも関係がありませんが…あなたは神を信じますか?
こういうことについて、調査したサイトなんかが存在するんですよね。
30%ちょっとかな?信じている人。
日本は多神教の世界ですから、クリスマスの後で除夜の鐘を撞いて、初詣に行く民族ですから、実は神様の定義も非常に曖昧なのかもしれません。
それでも自分にできる限りの努力をして、あとは天命にお任せします、というような心境とか、大切な人の無事を祈る時とか、誰に祈るかと言えばやっぱり神様に祈っているんじゃないかと思います。
懸命に生きていると、どこかで人の手が及ばない運命のようなものを感じることがしばしばあります。そういう時に祈らずにはいられなくなるのが、やっぱり人智を超えた存在になるのだと思います。
この調査では「死後の世界」の存在を信じている人も同じく30%くらいですね。神の存在を信じるかどうかとほぼ比例しています。
で、なんでこの記事を書こうと思ったかというと、この本を読んだからです。
臨死体験の本ですが、体験をした人がそれまでは死後の世界なんて信じない、というバリバリの科学者だった脳神経外科医です。「意識」という高度な脳の働きが脳の内部とは無関係に存在してしまった、というのは衝撃的なことですね。
宇宙そのものがここに存在する自分の世界と重なっているという感覚は、私が感じているPhotoshopのレイヤーというものと同じだと思います。この本では周波数とも表現されています。周波数が違えばキャッチすることが出来ない世界=非表示になっているレイヤーですね。身近な例でいいと思うのですが、基本的には同じだと思います。
本の詳細は興味がおありの方はお読みください。(要約が苦手だから書きません (^_^;))
私自身は明確な臨死体験はありません。でもなんだろうな…。理屈じゃなくて理解できることが多々あるのですよね。私の場合は自分の病気(幼い時からの)と絵のイメージかなあ…。自分が考えているものとは別の唐突な完成イメージがどこから来るのか、いつも不思議に思っています。「なにかに描かされている感じ」があったりするので…。
基本的に信じようが信じまいが個人の自由であって、こういうことを不当なお金儲けに使うとかの悪用でもしない限り問題はないと思うんですが…。
でもね、私は死後の世界の存在を信じています。なぜかというと、生まれてから現在に至るまでの大変なあれやこれやが、見事につじつまが合うように解説されてしまうからです。そしてそれを納得すると「生きるのが楽になる」というのを理解したからです。
もともと気付いていた世界を再発見しただけのような気もしますけどね (^_^;)
多数派がどう考えていようと基本的に気にならない私ですから、じゃあ、自分を信じようと思いました。これも結構昔のことです。10代の頃ですね。以来、「死」も「幽霊」なども怖くなくなりました。自分の病気とか次々に襲いかかってくる困難にも負けなくなりました。
ユーモアで捕らえる余裕が生まれるくらいに。寝る前にホラー小説を読んで爆睡しています (^_^;)
自分には確実なバックグラウンドがある、と思うとかなりの不安がなくなります。「人事を尽くして天命を待つ」ことが自然に出来てしまいます。個人の力ではどうしようもないことはやはり祈るしかないのです。それこそ地球全体の規模では。
あの世とこの世が近くにあある、というのもきわめて普通の感じ方の一つです。私は理科系は弱いですが、量子力学とかもそういうことを言ってるなあ、と感じることはよくありますし…。きっとそんなに遠くはない未来に、科学とこの意識が歩み寄る日が来るんじゃないかと思っています。
かなりスピリチュアルっぽい内容ですが、スピリチュアルって結局は「いかに良く生きるか?」という哲学みたいなものなんですよね。
どちらか一方だけに偏るのはしごく不完全、不均衡。科学との絶妙なバランスがあって、初めて充分に機能するものだと思います。
個人的な選択だから、他の人に強要するつもりも啓蒙するつもりもありません。でもこういう選択で生きるのが楽になるのは本当だよ、とお伝えしたかったのでした (^_^;)