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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

不老長寿にはおそらく未来も希望もないと思う

昼寝することを諦めて、長く寝ようと思ったら、朝がいつもより遅く起きることにあるんですが、これこれなりに若干「損した」感があるなあ…と、感じるようになってきたら、いくらか調子が戻って来ているのかな?とか思いますが。

 

でもまだ本調子ではありませんし、もちろん軽躁ではありません。常に波乗り状態を続けていると、どの状態が「フラット」なのか、もはや自分でもわかりません (ーー;) また仕事も入っていたし、それなりの状態に戻って欲しいなあ、と願っておりますが…。

 

 

 

只今、メンテナンス(エステ)のために里帰りしているスーパードルフィーですが、探し物をしていたら、購入当時の里帰り問診表が出てきました。平成15年4月17日の日付です。13年前…。そうなるのか…。お人形にかまうどころではなかったこの13年、という歳月。…怒濤のようだった気がします (ーー;)  

 

結局、購入の歳か、その翌年に私がクリニックの門を叩き、うつ病と診断されて、夏に弟がアルコールで肝臓や胆嚢をやられて入院。それから母の乳がんの入院と手術。のちのホルモン療法での体調不良。父が脳梗塞で倒れて入院、要介護5、重度身体障害者になって在宅介護。4年近い介護の後に父の他界。介護疲れでダウン。そうこうしているうちに私の病気はうつではなくて双極性2型障害だと判明。この間に弟がアルコール離脱による複雑性癲癇で行方不明になったりするし。で、母が倒れて入院、在宅介護再び。やっぱり要介護5。多分重障老人にもなると思います。

 

なにしろ救急車に十数回もつきそいで乗るほどいろいろありすぎて…(>_<) 本当に怒濤の13年間でした。正確に言えばMacを購入した2000年から始まっていたけれどね。弟の離婚とか、それゆえに甥や姪との離別とかさ…。

 

私ってそういう中でずーっとMacとネットとお絵描きに助けてもらっていたんだなあ、と思います。13年かあ…。いや15年かあ…。毎日忙しくてあっというまだったけど、過ぎてみたらものすごい中身が濃くて長かったですね。学校に行っていた時よりも多くのことを学んで、多くの人との出会いに恵まれたし、ものすごい「濃ゆ〜い15年間でした」

 

その歳月にへこたれていない自分のことを実はちょびっと「すごい」と思っています、私 (^_^;) だって双極性障害にもめげずに生きてるし、やるべきことはちゃんとやってるし、自己の向上も怠らずに続けてるし、それがやがては自信にも繋がるといいなあ、と思っています (^_^;)

 

 

 

昨日見た記事ですが、これを見て「えー!勘弁してくれよ!」と思わず叫んでしまいました。

 

gigazine.net

 

1000年って、1000年前はまだ平安時代だったんだよ。もしもその時から生きていたとしても、嬉しいですか?平和な世の中なんてほとんどなくて、人間はほとんど戦乱の中で右往左往してたんですよ。

 

この先の未来がもっと平和で環境問題も改善していたらまだしも、その昔からの繰り返しばかりだとしたら…。1000年も生きるのは苦痛でしかないだろうなあ…。

 

なんのために生きているの可すらわからなくなると思います。いくら肉体が若くても、肉体自体に閉じこめられていることが「檻の中」と私などは感じることが多いので…。気が狂うかも…。いや、狂った方がきっと幸せだな。

 


八百比丘尼の物語があります。

 

kotobank.jp

 

思いがけなく不老長寿の身になってしまった娘が果たして幸せだったかというと、どうもそうだとは思えない。縁を結ぶすべての人に先立たれる、というのはなんとも耐えがたい苦しみであると想像出来ます。

 

長くはない。限られた肉体の命だけれども、限られてあるからこそ、意味があるのではないかと思います。

 

 

私もこれだけ密度の濃い経験をしてくると、もうすでに気持ちの上では100年以上も生きたような気がします。だから「もう充分」なんですね。もう充分やるべきことはやった、という感があります。だから仮にもし明日死ぬとしても後悔はしないと思います。

 

ああ、結局はこれじゃないかなあ…。いかに充足して、後悔なく死ぬこと。アドラー心理学を知らなくても、そういう境地に至った人は「人生を全うした」と言えるのかもしれませんね。

 

 

散るからこそ美しい花。次世代に伝える役目を終えたら、いさぎよく寿命のとおりに死ぬ、というのがもっとも生物らしく、また人間らしい終わり方のような気がします。

 

 

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