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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

パニック障害から学べるもの

 今日も確実に猛暑ですね。嶺

本当は今ごろは歯医者さんの待合室にいるはずですが、予定変更になりました。嶺

工事の騒音のせいか、他に原因があるのかどうか、弟がいきなりパニックを起こしたせいです。家の中でパニック発作が起きるのはしばらくなかったんですが、まあ、起きてしまったものは仕様がないですね。どうも一人で留守番は不安だというので、私が在宅することになりました。別に何をするわけではないんですが、ただいるだけでいいらしいです。怜

完璧に予期不安が大きいんだと思いますが…。  母の方はもうラストで、前回よりも短い時間で終わるだろうし、タクシーも予約してあったので、頑張って一人で行ってもらいました。これで無事に噛めるようになるといいんですが…。怜

 そういうわけで、ついでの買い物が駄目になってしまったので、母が帰宅したら入れ替わりで行ってこないとなあ…(ーー;)まあ、暑い最中になっちゃうけど、どうしようもないですね~(^。^;)嶺

 このパニック障害ですが、私も初めて発作に遭遇したのが17歳の時で、それ以降、昔何度か一人ではいられないとか、国道の信号が渡れないとか、結構ひどい時期がありました。蓮

どうしても一人で留守番しないといけなくて、ずっと電話の前に座っていたことがありましたし…。もう心臓が飛び出しそうに苦しかったし、救急車を呼ぼうかと真剣に思っていたこともあったんですが…。怜

それがどうして転換したかというと、そのタイミングで来てくれた宅配便のお兄さんのおかげです(^^;)劣 

荷物が届いて応対しているうちに、ふっと気が逸れたんですよね、自分の症状から…。で、瞬間的に「あっ、これだ!」と気付きまして、以来、自分の体調に神経を遣わないように気を逸らす方法を見つけたというか…。裂

たとえば外出する時にでも、家族とか親しい人と一緒だと大丈夫なんですね。その人ととりとめなく話していれば、自分の症状に注意が向かなくなるんですね。

これは相手が子供でもいいわけで、より注意が必要な相手ほど有効というか、むしろ自分のことなどかまっちゃいられない、という場合ほど発作が起きにくくなります(^^;) ある種の開き直りかもしれません。

ちょっとしたコツのようなものですが、これは自分が気付かないと教えられるものではないみたいです。蓮

弟の場合は初期の段階で休むことが出来なくて、妙なこじらせ方をしてしまったから、いまだに深刻な悩みが続いているんですよね~。鬱もアルコール依存ももともとはパニック障害が元凶だと思います。輦

だから辛いのも苦しいのもすごくよく理解出来るんだけど、これは当人が勇気を出して、症状その他と向き合っていかないとコツが掴めないと思うから、家族としては見守るしか方法がないんですよね~。これはこれで辛いです。輦

 私自身はコツを掴んでから、ずっと仕事にも行っていましたし、家族となら旅行にも行っておりましたし、飛行機にも乗ることが出来ました。

その頃から「いつ、どこで死んでもいいや」っていう覚悟が出来てたのかもしれません。…真剣に「死」を見つめないと治らない厄介な病気ですから…。パニック障害は。怜

さらに私の場合は、ここ10年程の間に「自分のことどころじゃないぞ」っていう状態に家族が順番に持って行ってくれたようなケガの功名とでもいいますか、弟だの母だの父だのが順番に病気して入院して手術して…、ということの対応と介護に追われていたために、徐々に鍛えられたような気がします(^^;)嶺 

パニックするべき時に、自分の身体に神経が行かなくなったというか、そうならざるを得なかったんですね。おかげでパニック発作を起こしている場合じゃなくなったようです(^^;)怜

なんだかなあ…。常に「自分が頑張らないとね」という意地のようなものがあるのかな?やっぱり「誰かのために」という気持ちがないと私自身が生きられないというか、そういう部分があるのかもしれませんね~。人生幾度でも山アリ谷アリ、です。怜

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