お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

こういう連鎖は嫌だな

 曇りの朝です。午後は雨らしいですので、近畿の桜はそろそろ見納めになるかもしれません。まあ、今年もどこにも行っておりませんが…(^^;)

昨夜も寝ていて、坐骨神経痛に悩まされておりました。眠れないほどの痛さではありませんが、左を下にして横になると、お布団の当たるふくらはぎの外側に痛みと違和感があるんですよね。で、起きる直前に鎮痛剤を飲みます。それでなんとか治まる感じなので、いくらかは改善していると思いたいです。蓮 

やっぱりおむつ交換が一番堪えますが、今朝も頑張って交換しました。うちの場合、仮にヘルパーさんに頼んでも、ちょうどそのタイミングでお通じがあるとは限りませんし…。交換になると夜中でも待ったなしですし…。嶺 まあ仕様がありませんよね~。嶺

でも、今日はお休み。嬉しいな。秊 昨日に完成しなかった線画を仕上げて、Photoshopの作業にかかれるといいなあ、と思っております。鍊

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今朝の新聞の記事で、家庭環境に恵まれないために、充分な教育が受けられず、それゆえにちゃんとした安定職に就けず、親になってもその貧困が連鎖してしまう可能性がある…という、現代の問題を垣間見ました。

うちの場合、弟夫婦が離婚した時、姪は中学2年、甥は小学5年生でした。まだまだお金がかかる時です。それゆえに本来ならば弟が養育費なるものを送るのが筋なんですが、弟はかなり病気が重い状態でしたので、かわりに父と母が決して多くはない年金の中から、養育費という名目ではありませんが、毎月のお小遣いや衣料費、誕生日のお祝い、進学祝いなどなど、私が買い出しに行くお菓子の山と同時に年金の入った時に送り続けていたんですよね。

それ以外にも夏休みにクラブの合宿だと聞けばそれの費用とか、姪が受験のために冬季塾に通いたいと言えば、その費用とか、たまにこちらに遊びに来れば、交通費やお小遣い、お土産代などなど、とにかく子供たちにあまり不自由な思いはさせたくない、という気持ちで、父が寝ついてからも母はせっせと送金を続けてきました。

母が言うには、そもそもまったくの想定外に甥が宿った時に、弟はかなり良くない状態でしたので、生むかどうか、義妹に相談されて、「育てるのはなんとしてでも育てられるから、生んだ方がいい」と言ったんですよね。その自分の言葉に責任を感じてた、というのかな。ともあれ、せっせと送金を続けてきて、それでやっとこの春、甥っ子もめでたく就職しましたし…。秊

あちらの親戚の手助けやご好意や、もろもろ多くの愛情に助けてもらったおかげだと思っております。漣 おかしな方向にそれることもなく、姪も甥も、本当にいい子に育ってくれました。

このあいだ、母が送金した金額を数えていましたが、軽く何百万、メモに残っていないものも含めるとさらに大きい金額になりますね。まあ、うちに貯金がないわけ、さらに現在も貧乏なわけがわかりますね~(^^;) 父が要介護状態になってからは、マジでお米代に困ったこともありましたしね(ーー;) 

でも、身近にいれば、行為で示せる愛情はいくらでもありますが、離れていると、やはりお金でしか届けられないこともあると思うんですよね。結果的に本当に「生きたお金の使い方をした」という意味で、うちの家族に後悔はありません。当然見返りのようなものもまったく期待しておりません。あとは子供たちがそれぞれに自分の人生を大切に生きてくれたら、それで充分ですし…。

この先は成人式とか結婚式とか、なにかのお祝いの時にしか送れないとは思いますが、あとは彼らに迷惑をかけないために自分の老後もなんとかしたいなあ、と思ったりしているわけなんですよね~。こういうすべてのことを安心して社会に委ねられるほど、日本のシステムはまだまだ不完全極まりないですから。

出来ることならば、すべての子供たちにいろいろな選択の機会が増えるといいなあ、と思ってしまいます。貧困の世代連鎖では、あまりにも夢も希望も、この国の未来もないでしょうしね…。蓮

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