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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

怒ってます

 昨日、結局かかりつけの先生が往診に来てくれたのは午後2時を回っていました。それまでに飲ませた救心が効いたのか、その頃には父の状況もかなりましになっていました。それでも血中酸素濃度は88くらいだったかな。訪問看護師さんなら、懸命に吸引してくれる濃度です。(でもここしばらく、あんまり上昇しないんだよね。不安定で)

でも、それでも「様子を見ましょう」ってことになるんですよね。さらに明らかに濁っていて、問題があるから「検尿していただけますか?」とお願いしても、先生の返事ははかばかしくありません。「まあ、わかっているから…」という感じです。

これがさあ、74歳以下の患者さんなら問題ないんですよ。すぐに検査も治療もしてもらえるんです。でもね。父はすでに「後期高齢者」だから駄目なんです。これ以上は使うな、って暗に言われてるのと同じなんです。さらにもっと直截に言えば、「これ以上はお金をかけても無駄だし、早く死になさい」と言われてるのと同じなんですよ。練

先生が悪いわけではありません。制度そのものがおかしいんです。

うちの父などはもとより重症患者ですし、かなりの医療費がかかっていることは明確です。でもね、苦しそうにしているのをほっぽっておくのが家族にも辛いし、医療関係の人達にも辛いはずなんですね。「見捨てろ。見放せ」って支持されているのと同じなんですから。

たとえ何十万、何百万の中のひとりでも、そのひとりひとりは家族にとってはかけがえのない唯一の人であるはずです。それを暗に「治療するな」というのは本当に姨捨山とどこが違うの?說

いくら立派な理念があっても、この現実を目の前にして、誰が納得できる説明が出来ますか?懸命に介護している家族の想いすら理解されていないんだよね。練

はい、怒ってます私。朝っぱらからですが。說

こういう制度ももとは小泉政権が人数にまかせて強行採決した結果に決ったことです。なのに、いまだに小泉支持が多いってことは、世の中の人って本当になんにもわかっていないんだよな。所詮、老人介護なんて別世界のことなんだよな、と。ええ、もう社会を相手に怒ってますよ、私。練

もう、こういう世の中であんまり長生きしたいとも思いませんが、無駄死にはしたくないよね。そして家族にも無駄死にさせたくないし。ここで怒らないと人間じゃないと思うし。練 こういうバチがあたりそうな制度はさっさと廃止、またはしっかりと根本的に改革してくれないと。

老人たちも家族達ももっともっと怒ってくれないと!練

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