花冷えですね。今年の桜はまったくよそごとのままで終わってしまいそうな予感です(汗)
昨夜は父も比較的静かに寝てくれまして、私たちも夜中に一度起きただけで、ふと気がついたら7時半になっていました。丹 でもおかげでまた防水シーツまで濡れてしまいましたが(汗)嶺
いつもよりもよく寝られて、疲労がましになったかというと、そうじゃなくて、むしろいつもより疲れが表に出てきてしまい、午前中はほとんど私もダウンしてました。蓮 どうしても必要な買い物があったので、気力で行ってきましたが…。この調子だと午後からも寝てしまうかもしれません。看護師さんが来てくれるのは3時半くらいなので、まだ余裕はあるかなあ、と。人間ってやれやれ、と思った時に病気になりやすいんですよね。でも自宅介護も半月…まあ、続いている方かなあ…。
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「グラシンペーパー」というのをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。別名「パラフィン紙」というと、ピンとくる方もあるかもしれません。薄くて半透明で、触るとちょっとツルツル感がある紙です。
昔、頓服の粉薬などはこの紙の赤いのに包んで出されてましたっけ。他にも湿気を防ぐというので、切手の保存に使われたりしています。
それから40年以上前の文庫本の装丁には大抵この紙が使われていました。私が初めて文庫本を買ったのは小学生の時で、その頃はすでにイラスト入りのカバーに移行していたから、かなり昔の時代だなあ…。新潮文庫とかも角川文庫あたりも、当時はあの素っ気無い表紙にジャンルで色分けした色上質の帯が巻いてあって、パラフィン紙がかかっていただけだったんですね。
この装丁を一番最後まで残していたのは岩波文庫のようでしたが。でも子供心にあのパラフィン紙の手触りは印象に残りました。「大人」って感じがしたものです。
現在でもヨーロッパやアメリカあたりではそれなりの需要があるようですが、日本ではあまり見かけなくなりましたね。そのかわりに現在ではラッピングに使われたりする機会が増えました。半透明の袋だと中身が見える楽しみもありますし♪
外国ではグラシン紙の封筒なども使われているようです。日本でもたまに見かけますが、実は個人的にグラシン封筒はすごく欲しいアイテムだったりして…。どこかで発売してくれないかなあ、と密かに願っております。秊
クラフト紙の方はいまでも健在ですよね。特に未晒クラフトの方は手触りがとても好きで、個人的には本のカバーなどを作って愛用しています。でもこれもラッピング用しか見つからないから、いちいちカットするのが面倒だったり…。嶺
クラフト紙のレターセットなんかも素敵だなあ。カントリーなイラストとか自然の精密画カットとかが似合いそうだし…。ただ、インクジェットプリンタでどれくらい綺麗に印刷出来るかがわからないのですが、そういう便箋とか欲しいな、とも思います。個人使用でちょっと作ってみてもいいかもしれないですね。鳥とかハーブとか、野花とかペンで描いたイラスト入りで…。劣
私にとって懐かしく慕わしい紙というのは手触りが大きくものを言っているみたいですね。手が切れるトレペなどよりもグラシン紙って優しい印象がありますし。こういうものがもっと普及しないかなあ、とこれもまた願っていたりするのでした。烈