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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

赤い月

暑い、という言葉しか出て来ないここしばらく。予報では今朝はもっと気温が下がるはずだったのにな。全然涼しくない熱帯夜みたいだった。うんざり…。

本当に暑さのせいで見事に集中力が落ちている。デザインのお仕事の方も最後の方は頭が真っ白になってしまって、満足のいくものが出来なかった。微妙に落ち込み。やはり私の頭の中はとことん「和」に出来ているらしい。

「文様」の関係は世界中のものが好きなんだけど、それでもフォローしきれない感性のようなものはあるらしい。不思議だよねえ…。ともあれ一旦作品のデータは送ったので、あとでもしまたイメージが浮かべば追加で送らせてもらうようにお願いした。ともあれ、微修正までには時間がありそうなのでちょっとほっとした感じ。やれやれ。

Web拍手ありがとうございます。

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ここしばらく日本各地で赤い月のレポートが増えつつあって、ちょっと不安を抱えている。赤い月、そう、あの阪神大震災前に注目された宏観異常現象のひとつだ。聞くところによると関東大震災の前もそうだったらしいので、不安が募ってしまう。

もっとも最近、夜はほとんど外に出ないので、まだ自分の眼で確認したわけじゃないんだけど。

毎日のようにデータを見に行っているプロアマの地震予知サイトが、どんどん有料会員制に移行しつつある。

本当ならばそういう情報は誰にでも広く伝わるようであって欲しいのだけれど、データ観測のためにそれなりの費用がかかることとか、そういう研究を真面目に受け止めることが出来ない不心得ものの邪魔などで(掲示板の心無い書き込みとかね)真摯に情報を求める人だけに伝えざるを得ない、という苦渋の選択があるのだろうな。

費用のことでいえば、本当ならばもっと国の規模でなんとかして欲しい気もするんだけどね。予知というのは精度の面からはかなり難しい問題があって、仮に警告があったとして、そのために国の経済活動がストップした場合、幸わいにしてその予知が外れたりしたら、その損失分を引き合いに出されて責められたりするんだろうな。

当たって当たり前で、外れたら責任を問われる、みたいなことになったらたまらないよね。研究する人たちも自分の生活が大事なので、発言する勇気をなくしてしまう。

規模が大きい災害の予知は本当にいろんな面から難しいよなあ…。

でもでも、ひとつだけでも。あきらかに近い将来に大きな地震が起きると想定されている場所に稼動する原発は廃止して欲しい。もしもそれで二次災害が起きれば半端じゃない被害になる危惧が大きいから。国が絶対に安全、なんていう台詞はおおよそ信じられないもの。

赤い月は人を不安にさせる。本当になにもなければいいんだけど。いつまでたっても天災に対しては祈るしかすべがない人間って、自然に対してはまだまだ小さな存在なんだよなあ…。

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