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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

自分の幸せは自分が作る 脳の働きの不思議

うーん…。ちょっと困る…かもしれない。

 

介護保険負担限度額認定という制度があります。うちのように家族が全部障害者で市民税非課税世帯のような場合、母が入所している特養での費用が一定の限度額を越えた場合にはそれ以上の負担をしなくてもいい、という制度ですね。これは一般に入院などにも申請すれば別件で適応されることもあります。ありがたい制度です。

 

いままでは母自身の年間の収入(年金)額が80万円以下でしたら適応されてきたんですが、今年8月からはその計算の中に父の遺族年金や障害者年金なども加えて80万円以下の場合にのみ適応されることになるようです。

 

これだと完全に適応外になってしまいます。これが違ってくるとうちの家計全体に響いてくるので、非常に頭が痛いです(>_<) さて、どうしたものやら…。今以上に私の収入を増やす課題もありますが、そんなに順調にはいきませんし。どのみち母が生きていてくれてこそ維持が可能な生活レベルなので、この先が不安ですが…。

 

…悩んでも仕様がない。まあ、なるようになるかあ…。近いうちに手続きに行くつもりですが、適応外になるのならあんまり行く気にもならないなあ… (ーー;)

 

 

 

現実ってかなりしんどいことが多いので、私は相当疲れていると感じます。病気のせいもあるでしょうが…。あんまり長く生きたくないですね。しんどいから。

 

「長生きしたい」って思える人はきっといま現在幸せなんだと思います。その幸せを大切にしてくださいね (^_^)

 

 


この前、自分が病気で辛かった時、10代の終わりというか後半くらいの記憶があまりない、というようなことを書きました。

 

haruusagi-kyo.hateblo.jp

 

まあ、この時は結構特別だったしなあ、と思うんですが、先ほどこういうものを見つけてふと気がつきました。

 

ansinkaigo.jp


父の介護が始まったのは2006年ですし、間に3年くらいの休みというか、休養の時を経て、2013年からは母の介護に入ったわけですが、その介護に対しての心構えとか、具体的にどういう準備をしたのか、とか、いつ、どういう公的な手続きをしたのか?などという細かいことがほとんど記憶にないのに気づいてちょっと愕然としました。

 

だって、ここ10年以内のことですよ。ブログにも書いてるし、ほぼ完璧にやり遂げてきたことなのに、でも思い出せないというか、記憶があんまりないんです。どういうことをちゃんとやったか、という…。

 

ちゃんとやったはずです。だってまわりの人にそう言われてるし、失敗したとかそういうことはないんです。特に父の時はまわりの関係してくれた人たちに「100点満点以上です」と言われたくらいですし…。

 

 


父の介護も母の介護も、人に対する記憶はしごく鮮明なんです。

 

いつどういう時に「○○さんにこういうアドバイスをもらえて嬉しかった」とか「○○さんにこういう言葉で励ましてもらった」とか「○○さんにこのときに手伝ってもらった」とか、とにかく、「良くしてもらったこと」と「良くしてもらった人」のことは非常に記憶鮮明なんです。それらのことを思い出すと本当に心から幸せな気持ちになれるから…。

 

介護そのものがひどく大変で、その他のことが思い出せないというわけでもなさそうですが…。自分でも不思議ですけど…。実際に大変なことってあんまりなかったかもしれませんしね…。「良かった記憶」を何度も反芻しているうちに些細なマイナス事項なんて覚えている必要はない、と脳が判断したのかもしれないなあ、と思います。

 

 


過去は変えられませんけど、過去にあったことの認識は変えられるなあ、と気付いたのかもしれません。悪いことを思い出して、嫌な気分になるよりも、良かったことを思い出して幸せな気持ちになった方がずっとお得なのは確かです (^_^;)

 

…どうも私の脳はそういうふうにして精神的なものを守っているような気がします。脳の精神防衛本能とでも言いますか… (^_^;) 忘れている部分に重要なことがあれば思い出す必要もあるでしょうが、問題がなければ、あえて思い出さない方がいいのかも。本当に大事なことはちゃんと覚えているし。全部人絡みの記憶だし。

 

自分の幸せは自分で選んで自分が作るっていうのは本当だなあ、と改めて思います。

 

 


辛い記憶は反芻しないでいいのかもしれません。楽しく嬉しい記憶に焦点を合わせていくことって、実はとても大事なことかも…。過去と現在のマイナスじゃない部分に焦点を当てるのも大事なことですよね。それらがやがて未来の幸せの記憶に繋がっていくから…。

 

 

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