お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

普通じゃないのが普通の時代になったのかもしれない

 

機能不全家族の多さに驚く

 

SNSやブログのお仲間、私のフォロワーさんには、同じようなメンタルな病気を抱える人が多いですが、そうじゃないかたももちろんたくさんいらっしゃいます。

 

ごく普通にちゃんとした大人として自立されている方々でも、たとえば介護の話題に触れると、意外なことに、ご実家がなんらかの問題を抱えた家族だった、というケースが多いですね、とても。私の気のせいじゃないと思います(ーー;)

 

機能不全家族というのかな、そういう視点で見てみたら、機能不全じゃない家族の方がとても少ないのでは?と思えてきました。

 

機能不全家族 - Wikipedia

 

たぶんこれは昔からあったと思うし、いまの世の中だから明るみに出る機会が多いのかなあ?と思ったりもします。

 

発達障害のことも最近はよく眼にするし、当事者の方が書いておられて、それを読んで初めて「ああ、そういう苦労があるんだなあ」とはっきり理解出来たりするんですけど…。

 

機能不全家族発達障害精神疾患…。これらにどういう相関関係があるのか、実はよくわかりませんね。親を反面教師にして、健全な家庭を築いておられる方もいらっしゃいますし、とにかくいろんな面を見ていても「ただ生きているだけでとても大変なことかもしれない」という気持ちにはなりますね。

 


愛着障害について


まだ全部読んでいない本ですが。巻末に載っていた診断をやってみて、たまたまネットでも同じ診断が可能なページを見つけたので、それをご紹介します。

 

本はこちら。

 

愛着障害?子ども時代を引きずる人々? (光文社新書)

愛着障害?子ども時代を引きずる人々? (光文社新書)

 

 

attachmentstyletest.web.fc2.com


私はあんまりこういうのはないだろうな、という自覚はなかったんですが、やってみましたら「安定型愛着>回避型 ≧5」という結果になりました。

 

基本的に安定しているようですが、一人にならないと嫌なところとか、仙人みたいに疲れると隠棲したくなるあたりが回避型かも (^_^;) リフレッシュして帰ってこれたらそれでいいのかなあ、と思いますが。

 

 

Yukiさんの記事、必ず見つかるからすごいなあ (^_^;)

susumu-akashi.com


私はうまく人と関わらないと道が開けないタイプなので、基本的にコミュニケーション障害でもありません。

 

母に言わせると、「あんたはかぞえで4つ(満年齢だと2、3歳か?)の時までおっぱい飲んでた」そうです (ーー;)

 

「お客さんと座って喋ってたらいつのまにかちょんと膝の上に乗って、胸のボタン開けて飲んでた」らしい。私は覚えてないけど…。長いこと母乳が出たんですね〜 (^_^;) 

 

まあ、それでも無理やりにやめさせようとしないで私の自主性を尊重してくれてありがとう。

 

うちの両親、ものすごくそういうところは理想的でした。私の意思を常に尊重してくれて、影から応援してくれたので…。

 

で、まあ、こういう「あんまりまわりを気にしない、どこまでもマイペースな私」になった次第です。

 

 

みんな違って当たり前


私の従姉が子供が小さい時(小学生くらいまで)にやっていたこともすごくよかったんだなあ、と思います。

 

子供3人いるんですが、毎晩順番に子供をぎゅーっと抱きしめて、静かに話を聞く、会話をするということを続けていました。もうみんな成人しましたが、あれってすごくいい「心のお薬」になっていたんだと思います。

 

よその子と比較しない。長所を褒めて伸ばす(子供の性格によるかもしれないけど)その子独自の成長のペースを大切に見守る…。難しいことではないですね。

 

 

うちには祖母が同居していましたので、わりと女手はありました。母が編み物の内職をしている時は祖母が御所に連れて行ってくれましたし、家事もそれなりに分担して…。あ、でも台所は結婚してすぐにまかされた、と母が言ってましたが。祖母は洗濯などをしてました。まだ洗濯機のない時代からですね〜。

 

父は家事には関わりませんでしたが、洗濯機の絞り機(ロールにはさんで回して絞るやつ)や蓄音機やら、そういうものを作ったり、外に出る時にはいつもよくおんぶや肩車をしてくれた記憶があります。だからいまでも父の背中の記憶は五感で残っています (^_^;) 夜に病院に走ってつれて行ってくれたり、母が盲腸で入院中に私が自家中毒を起こした時も父が看病してくれました。

 

女性陣とはちょっと違う関わり方をしてくれていたなあ、と思います。だからうちは全然機能不全家族ではありませんでした。それなのに、5年ずれただけで、弟には違って感じられていたのは、やはり母がうつ傾向になったからでしょうか…。

 

 

病名のない不調とうまくつき合いたい


私は機能不全家族でもなく、ACでもなく、発達障害でもなく、特に問題がなさそうな成長をしていますが、でもまわりと馴染みにくいのとやたらと疲れやすいところは変わらないので、これはもう死ぬまで持っていく体質や性分だと思っています。

 

私も自分と他人を比較しない人間だから幸せですね。落ち込む要素がそれだけ少なくなるから。特に原因がなくたって病気になる時にはなるよね。いまさら原因捜しても無意味だと思ったので、あとはどうやってなだめつつ共に行こうか?だと思っています。

 

はっきりした病名がない症状だってきっと一杯あるんだと思う。やっきになって原因を探すよりもどうやって仲良くやっていくか、建設的に考えるほうがずっといいなあ、と私は思います。

 


そして普通じゃない人が多くて当たり前の時代にふさわしく、みんながもっと生きやすい世の中にならないといけないんじゃないかとも思います。

 

 

f:id:haruusagi_kyo:20170915193317j:plain

 

 

 

保存保存

Copyright (C) 2001-2018,Haruusagi All rights reserved.