寝落ちではかる疲労の度合い
昨日はやはり相当に疲れていたらしく、本を読みながら寝落ちしてしまいました。午後10時前だったと思います。で、気がついたら7時間経っていて、そこでトイレに行って、エアコンをつけて、朝の薬を飲んで、ちょっとだけタブレットでネットを見て、起きるかと思いきや、二度寝… (ーー;) まあ、1時間くらいのことなので、6時半にはしっかり起きましたが。
私的にはこの「寝落ち状態になるかどうか」で昼間の疲労度がわかります。眠るべき時間の寝落ちですから、細かいことは気にしない。そのまま深い眠りに突入します。
たまに寝付きが悪いとか、眠くならないとかそういうのはありますが(軽躁の時ですね)基本的になるべく規則正しいリズムで生活しているので、睡眠に関してはあまり悩んでいないかも…。
私の場合はほとんど介護と並行していたので、毎日心身ともに疲労困憊して、横になるとろくろく本も読めずに寝落ちパターンがすごく多かったです。だからいまでも寝落ち状態になると、ああ、介護の最中くらいの疲労度なんだなあ、と実感しています。2時間話しただけでそうなるのか…?…いや、今週は月曜日から疲れてたもんね… (ーー;)
今日はヘルパーさんが来られるので、母の所に行けるのはやはり明日でしょうか…。
「誰も知らない小さな国」の大きな力
今朝知ったんですが、児童文学者の佐藤さとるさんが亡くなられたそうです。
私が「誰も知らない小さな国」に出会ったのは小学校の図書室でした。その時に出ていたハードカバーは全部図書室で読破。それから高校生の時に文庫で出版されたので、それを全巻入手して読み返し。途中でアニメ化されたこともありました。
コロボックル物語特設ページ|講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
大人になってからやっと「小さな国のつづきの話」が刊行されました。
そのへんは親友と語り合った記憶があります。お互いに面白そうな本は情報提供して読んで、その本について語り合う、というのも楽しいことだったので…。SFから歴史物からあれやこれやの中に、このシリーズもしっかり含まれていたのでした。
そのあいだに姪っ子が「おばちゃん、学校の読書の時間になにか面白い本ない?」というのでこのシリーズを貸したんですが、まあいろいろあって、いまだに手元に戻ってこないので、そのうち新たに買い直そうかなあ、とも考えています。
日常の普通の生活のすぐそばに「小さすぎて動きも俊敏すぎて人の目には見えないコロボックルの世界と生活がある」という設定はものすごく想像力を刺激してくれました。
メアリ・ノートンの「床下の小人たち」あたりは「借り暮らしのアリエッティ」などのヒントになってるのかな?(アニメ見てないからよくわからなくてすみません)
いやー、でも初めて読んだ時は本当にすごくワクワクしたし、大人になって読み返してもワクワクします (^_^;) 物語の背景が自分がそのまま歩いてきた時代になっているので、ああこんなだったなあ、と確かにリアリティはありますね。
で、読むと子供たちは自分のそばにも「ちいさな人」がいるんじゃないかな?という気にもなるのでした (^_^;)
空想する楽しさはいくつになってもやめられない
この作品と出会って以降、小さなひとに慣れ親しんだあとで、中学生になってから、私の中に「小さなひと」じゃなくて「等身大のキャラクター」としてのイマジナリー・フレンドが現れたのも面白いなあ、と思います。
自分独自のイマジナリー・フレンドが確定する以前に、このコロボックル物語の影響とか考えられなくないですね。
「空想する楽しさ」をこれだけ教えてくれた本もないかもしれないし、どんどん空想していいんだよ、と言ってくれている創作のお父さんみたいな… (^_^;)
お父さんは書き継ぐ人をちゃんと残して逝ってくれたんだなあ、と思います。
お父さん、どうもありがとうございました (^_^) 安らかにお眠りください。