このまとめ記事を読み返していて気がついたんですが…。
私も高二の夏にはじめてパニック発作に襲われてから、なんとか一人で外出できた!と喜んでいたこのあいだまで、相当長く悩んでいたわけですが、振り返ると仕事中に発作を起こしたことはまずなかったと思います。
小児科医院(5年)とデザイン会社(10年)と設計事務所(1年)表装会社(5年)と、いずれもパートではありますが、勤めていて、なぜか仕事中に発作に襲われたことってなかったと思います。
だから会社の人は誰も私がパニック障害持ちだということは知らなかったと思います。
ただ、よく片頭痛を起こすし、これもひどいと救急車で運ばれた時はあとで3日ほどマジで寝込みましたが…。他にもしばしば不調を訴えるので、パートと言えどもなかなか週に5日が続かなくて申し訳ない気持ちになっていました。もしかしたらあれは双極性障害の方の影響もあったのかもしれませんが…。
弟も長らくパニックに悩んでいて、それこそ会社で発作が起きるから、こらえるために体中つねって全身痣だらけになっていたくらいです。その時の記憶がいまだに強くて予期不安も強いんですよね。
弟はそうなんですが、私は本当に仕事中は発作が起きませんでした。自分でも不思議ですが、もしかしたら仕事中は目の前の作業に集中していたのかな?とも思います。自分の体調に意識を向けると余計にアドレナリン分泌が強くなるので、出来れば身体の存在を忘れていた方がよかったんですよね。
それでも平静を保っていることが出来なくなる場合、たとえばなにかに乗らなくてはいけない場合、電車で仕事先に行く必要が出来た場合とか、そういう時は赤信号でした。発作がくる前に薬を飲んだことはあったかな。
それでも限りなく襲ってくる危機みたいな状態をよくなんとかしたなあ、と自分でも思います。ある意味コントロール出来ていたのかもしれませんが…。
まとめ記事を読んで、仕事中の発作の多さにちょっと驚いた。みんなそうなりたくてなる病気ではありません。
でも時には長丁場になることもあるけど、めげずにちゃんと治療してくださいね。
追記です。今見つけたんですが、ここに書いているのは私がやった方法に近いかもしれません。