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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

アートの花を咲かせる心意気って今の日本にはないよね

クリニック行ってきました。寒かったですね。雪じゃないだけましかもしれませんが、表で開くのを待ってる間ね…。血圧上がりそう… (ーー;)

 

あ、でも、ここひと月あまりの経過を見ていただいた判断で、血圧の薬は打ち切りになりました (^_^) でも、先月もらった分はまるまる残っているので、なんか変だな、上がってる?とか思った時はそれを飲めばいいんですし…。まあ、血圧の薬が不要になるという予測はなかったものの、一つでも減ると嬉しいですね (^_^;) 

 

看護師さんは私よりお若いのに、上が180になったことがあるそうなので、よほどのストレスだったのかもしれませんね。

 

いつも通院するとなにか伝えるべきことを忘れるんですが、今回はメモをしていくのすら忘れたけど、来月の診察日の変更をお願いしようかと思ってて忘れた… (ーー;) まあ、いいです。来月の用事は帰宅してから改めて済ませることにします。マッサージの先生に書類を頼まれると思いますし…。ま、タイミング的にそれでいいのかもしれません。

 

 


で、本を作りました!という話をしたら、「買うから持ってきて欲しい」と言われて「え、でも高いですよ」というと「ええよ。法人で買うし (^_^)」とのことで、来月は画集を持参で行きます (^_^;) 領収書も切って行くんだな (^_^;) 

 

待合室でもどこにでも置いてくださるといいと思います。バッチリ本名が書いてあるから、もしかしたらもしかして、同じクリニックの患者さんがいらしたらお目に留まるかもしれません〜 (^_^;)

 

そういえば、ここに飾ってある油絵も患者さんの作品なんですよね。知らなかったんですが、いつかたまたま作品を持った患者さんが来られた時にぶつかって知りました。この油絵(大小2種類ありますが)も季節ごとに変わるので、私もひそかに楽しみにしています (^_^;) 今日は伏見の酒蔵の「早春」というような感じだったなあ。また桜の季節も楽しみです (^_^)

 

 


やっぱり私はどこに行っても眼が絵に吸い寄せられてしまうんですよね。

 

医療センターのICUの廊下などは結構長いけど、飾られている絵を見ていれば飽きないし、時間も潰せますし。病院って何気に雰囲気を和らげるためにか絵が飾ってあるから、そういうところは好きです (^_^) 個室にもいろいろ飾ってあるね、そういえば。

 

私以外にもちゃんと見ている人はいると思うな。基本的にアートは好きな人もいると思うけど…、日本の普通の家屋ってよほど広いお宅でないと絵を飾って似合うスペースがないんですよね。そろそろ「この作品を飾りたくてこの部屋を作りました」って人が増えてもいいと思うんだけど…。

 

 

 

15世紀、ルネッサンスの時代に、あれだけのアートの花が咲いたのは、やはりそのために資力を惜しまなかった人たちがいたからですよね。美に、アートにお金をかけるべき価値を認めた人達がたくさんいたからですね。それに応じて才能の花が咲いたのね。

 

日本ではどうだろう??平安貴族の美意識は極楽浄土への思想と結びついて、仏教的な美術になってはいましたが…。室町あたり、将軍を初めとする武士達もわりと力を入れて、庶民の芸能だった猿楽を「能」という芸術的な形に昇華させる手助けにもなりましたが…。

 

なんだかなあ…。美にお金をかけるというような意識がなくなったのは、もしかしたら明治維新以降かなあ??それだけ世の中が変わったということだと思いますが…。現代に到っても、バブルの時期でそういうアートに対して長い目で(育てるということです)投資しようというような人って現れなかったね。だから貧しいもので終わってしまった感じ…。

 

そのあたりの価値観を思うと、日本人ってなんだか寂しいなあ、という気持ちになってしまいますね… (ーー;)

 

 

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