もと自室で、現在はほぼ物置と化している6畳間の奥の本棚からやっと救出しました。
足の踏み場がない部屋で、本棚にたどり着くのがものすごい大変で、いまでも
手を伸ばして届く範囲しか本を救出出来ないんですが…。
とりあえず、内田善美さんの「星の時計のLiddell」3巻を。
他にも「草迷宮・草空間」やら「空の色に似ている」やらもあるんですが、
手が届かなくて救出するのが無理なんですね、まだ。
自室のダンジョンです(ーー;) はー…、大変。
で、内田善美さん、若い方はご存知ないでしょうし、伝説的な話を
聞かれた方もあるかもしれません。
おそろしく精緻な絵柄、哲学的なテーマ。現役で活躍されている時から
すでに伝説的な方だった気がします。
主に「ぶーけ」で執筆されていました。
でもあれだけの精密な絵だったら、とても連載には向かないのでは?と
当時から思っていました。
そして内容のすばらしさゆえに作品数は多くありません。
そしてこの「星の時計のLIddell」の完結を最後にぴたりとペンを折ってしまわれます。
以後、現在に至るまでどうしておられるのか不明です。
いろいろとお話はありますが、こういう場合はどこかに希望を残しておいたほうが
いいのかもしれませんし、その希望を抱き続けてもいいかなあ、という気もします。
貴重な創作期間中、すべての作品をリアルタイムで雑誌から単行本まで
追いかけることができて、幸せでした(^^)