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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

ドグマチールに期待をかけてみる

昨日は朝から母のところに行きました。

 

なんとも気が重かったんですが、行って見たら、意外にもその前夜はおかゆに私が持参したうなぎどんぶりのたれをかけて、結構食べたとのことでした。水分摂取もそれなりに…らしくて。うなぎ本体じゃなくて、あの味だけでもいいのか、とは思いましたが、まあいいや、それで美味しかったのなら… (ーー;)

 

機嫌はわりとよくて、ハイタッチなどしてくれましたけど…。

 

私が提案していたからか、ドグマチールの試験的処方がされたらしく、もしかしたらそのおかげで食欲不振が改善しつつある傾向かもしれません。

 

スルピリド - Wikipedia

 

 

この薬はですね、かつて私自身が処方されて、かなり長く飲んでいたことがあるのです。精神科を受診する前のことですね。

 

もう30年くらい前になります。原因は多分ストレスかな?と思うんですが、なにかわりと突然に食べられなくなりまして。空腹を感じないだけじゃなくて、頭では食べないといけないのがわかっているんですね。でも口に運ぼうとすると気持ちが悪くなって食べられない…。かろうじて喉を通ったのがヨーグルトだけで、プレーンヨーグルトにブルーベリージャムを入れて食べて、それだけで1週間くらい過ごしていました。

 

でもそれじゃあいけない、とかかりつけの内科を受診してもらったのがこのドグマチールでした。で、これがまたよく効いたんだよね。それ以降はほとんどずっと恒常的にもらって飲むようになっていました。婦人科系の漢方薬と一緒に。(漢方は効くのかどうか疑いつつ飲んでいましたが、便秘には効いていたみたいです)

 

ドグマチールはご飯が美味しく食べられるから、というので、10年以上飲んでいたような気がします。

 

 

で、現在お世話になっている精神科のクリニックで「あれ、太るよ」と言われた時にはすでに遅かったですけど… (ーー;) 当時はネットもなくて、そういう副作用の情報も入って来なかったんですよね。

 

でも食欲がでる効果は私が太ったことで証明されています。母もしばらく飲んでても大丈夫なんじゃないかなあ、と思うんですが… (^_^;)

 

この薬、変な副作用もあります。男性なのに母乳(?)が出たりとか、私も2年ほど無月経になりましたし…。(これは楽だなあ、このままなくなって欲しいと思っていたけど戻ってきちゃった、という)

 

抗うつ剤でもありますし。その意味では私もすでに20代から抗うつ剤を飲んでいたことになりますね。だから軽めですんでいたのか、そのあたりの相関関係はよくわかりませんが。

 

 

 

いずれにしても20代の私がストレス耐性が低かったのは事実ですね。いまならびくともしないようなことでもストレス感じていたふしがあります。生まれつきストレスに強いわけではなくて、むしろ自律神経系統が不安定な分、まわりに左右されやすいとも思うんですが、そこはやっぱり歳の功とでもいいますか、かなり鍛えられてきたんだなあ、と思います。

 

いまでは結構開き直りが武器ですよね (^_^;) 多少の心配事があってもちゃんとお腹は空きますし。ほどよく図太くなったのかもしれません (^_^;)

 

 

 

母もあと何十年も生きるわけではないので、せめて口から美味しいものを食べる楽しみは残るといいなあ、と思います。まあ、最悪の場合は胃ろうもやむなし、とは思っておりますが…。

 

食べる幸せが長く残りますように…。ドグマチールよ働いてくれ ( -人-) タノム!

 

 

母の部屋にかけてきた私の絵。大きい方はA2サイズです。

小さいのがA4。寝ても見える高さに飾ってきました。

 

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