ささやかなミューズの音色
本日の母のバイタル。
血圧 98/42
脈拍 40/分(不整脈。1,2と打って一つ休む感じ)
血中酸素濃度 95%
体温 36.2度
尿量 1,100〜1,200ccくらい
終日喋り倒していた昨日とうって変わって、今日は「しんどい」と言いながらよく寝ています。しんどいから眠いのかもしれませんが。
昨日寝返り補助のスウィング式マットが入りました。最新式はとても静かで音が聴こえません。寝心地はとてもいいそうです。今日は少しでもまともに食べてくれるといいなあ、と願っています。
私の方ですが、整形外科で改めて膝の傷を見ると、かなりの山のように盛り上がっています。5ミリとかそれくらいの高さはありそうなので、先生になんですか?と尋ねると「それがかさぶたです」だそうです。かさぶたが何重にもなっているような感じでしょうか。新しい皮膚が出来て、自然とはがれるまでまだ結構かかりそうな気もします。ホントに気長にいくしかないですね〜 (*-д-)-з
眠いのと調子が悪いのとで、待合室では大抵ぐったりしています。で、マッサージ台とウォーターベッドの上でも大抵寝ています。電気をあててもらうのもベッドが空いてる時はやっぱり寝ているし…。私も現在非常に寝たいというか、眠い時期に入っているような気がします。気にすることがなくて数日でもずーっと眠っていられる状況だったら嬉しいんだけどなあ… (ーー;)
整形の待合室では母とほぼ同年代のおばちゃん、おじちゃんが毎朝おしゃべりに興じています。一人暮らしの方も少なくないので、ちょうど朝の社交場になっている感じですね。いいことです。情報交換の場にもなっているようですし。テレビもついているから、賑やかさに輪をかけています。
それなんですが、私はそれだけのわずかな喧騒でも駄目なんだよね〜、今は。クリニックの待合室は環境ビデオと静かなクラシック音楽が流れているだけで、おしゃべりをする人もほとんどなくて、静かで非常に居心地がいいのですね。
ああいう場所にいると、やっぱり自分は病気なんだなあ、と思います。
今の自宅は誰もテレビも見ませんし、母がしゃべっているだけで、他にはほとんど音がありません。あ、弟が飼っている金魚の水槽のフィルタのモーター音と水音くらいかな。CDはごくたまに聞きますが、全部MacのiTunesに入れてあって、ごく小さな音量で聴くくらい。ヘッドフォンで外界の音声が遮断されるのも駄目なんですよね。
だから思う。自分の好きな音楽をヘッドフォンで目一杯の音量で聴ける人は、精神的に健康な状態なのかもしれないなあ、と。外界からのいろいろな刺激が徐々に耐えられなくなるのが精神科の病気かもしれません。
音とは…本当にささやかにデリケートな触れ方で関わりたいと思います。