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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

人間だから…

世間ではお休みですが、やはり介護にお休みはなく、逆にこのところ仕事の方に気を取られているので、「週に1度でいいから、休みの日を作って欲しい」とちょこっと母に泣かれました。輦 私が夜に疲れて爆睡してしまうので、夜中の介護に起きて、次になかなか眠れないのが辛いそうです。嶺 夜でも起こしてくれたらいいのに、と私はいつも言ってるんですが、母なりに気遣ってくれているようですし…。蓮 …なんだかなあ…。介護があるあいだはどうしてもこういう制約がつきまとうから本当にもどかしいです。自分が二人いればいいんですが、そうはいきませんしね~。嶺

そういうことも知りもしないで、よく言えたよなあ、2ちゃんねるの連中は。練(まだ根に持っている說) 我々のことを非難していいのは実際にうちの介護関係に携わってくれている人たちだけだよね。先生や看護師さんやケアマネさんなどの。最も一番の理解者もその人たちなので、逆に非常に評価していただいてるんですが…。

それでもって、ケア関係の人たちにも今日は休みは関係ありませんで、かかりつけの先生もしっかりと朝のうちに往診にいらっしゃいましたし、マッサージの先生も朝早くに来られております。

 診察は休みでも往診は休みじゃないから、と、かかりつけのG先生は現代には稀なほど、「仕事」と「趣味」と「天職」が合致した人なんですね。秊 医者は24時間365日働くのが当たり前だと思っておられるらしいです。本当にいつも「しんどい」という気配も見せない先生なので、かえって我々の方が先生の健康が心配になったりしますけど…(^^;)

まあ、そういう人たちばかりに応援されて、我々も幸せだと思っております。漣

父は今日も自然なお通じがあって、なかなかいい感じで過ごしておりますが、夜中に起こされたと母が言うだけあって、痰が多いのが難点なんですよね~。蓮 もともと鼻が悪かったこととか、舌根沈下がひどいせいで、口を開けないと呼吸が出来ないのもありますし、いくら加湿しても追いつかないのもありますね。

でも、ここまで来ると、父を入院させることは見捨てることに等しいことなんですね。それほどに病院での看護と在宅での看護には差があるんです。制度の問題もありまして。蓮

話せない父と意志の疎通が出来るのは家族だから可能だと思えますし、病院ではあれだけ弱っていた消化器機能をよくしたのは家族とケア関係の人たちのおかげだと自負しております。

実際に吐いていても、病院だと胃に管を入れておかれてたくらいですしね。おおもとからの摘便のことなどは病院の看護師さんには経験からも時間の問題もあって無理なんですよね。入院させていたら、父もとっくに死んでいるなあ、と思いますし…。

「だからいつでも看護師に教えに行ける」と先生は褒めてくださいますが、それも父限定で他の患者さんだとそうはいかないと思います(^^;)

いくら技術が進歩しても、ロボットには力仕事のサポートはして欲しいけど、介護や看護はやはり人間じゃないと無理だと思いますね。顔色や病状や言いたいことも察知しないといけないのは人間だからこそ可能なことなんですし…。

現在、派遣から解雇されて、仕方なく介護の分野に入る人が増えているようですが、あれも万人に向いてるとは言い難いですしね。難しいですね。でもたとえわずかでも意外な適性を見つけて、血の通った介護が出来る人が増えてくれたら、それは本当に嬉しいことだと思います。

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