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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

ワーキング・プア

今朝は父の熱も下がって、ちょっとほっとしています。9時になったら、薬をもらいに行かないといけませんので、早めの日記です。そのあとでまたマッサージですし。ぼーっとしているとあっというまに一日が終わってしまうから怖いですね(汗)嶺

とはいえ、今のところはイラストの具体的なイメージが浮かばないので、気分転換を兼ねて、円形のパターンばかり作っています。ぼーっとしている時にいいんですよ、これが。だんだんレースっぽいデザインに近付きつつあります。素材としての需要があるかどうかは疑問ですが、また遠からず「兎遊庵」に更新する予定です。本当にマイペースなサイトだなあ…。余裕があればブログかなにかでWeb素材なども作ってみたいですけど…。さすがにそこまでの時間はないかも…(汗)蓮

Web拍手ありがとうございます。

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 昨夜、寝る前に落書きをしていたら、ちょうどNHKのテレビで「ワーキングプア」の番組をやっていまして、見るというよりも聴いてたんですが、この国の矛盾というか、そういうものがものすごく浮き彫りになった印象を受けました。

格差の問題もありますしね。うちだって他人事ではありません。

年金だけでは妻の特養ホームの費用にしかならなくて、やむなく公園清掃の仕事で生計を立てているおじいちゃん。若い時は日々の生活に追われ、年金を納める期間が足りなかったために無年金で、80才の生活費を空き缶拾いで支える老夫婦。(数十万の貯金のために生活保護は受けられないとか)母子家庭で二人の子供を育てながら、昼も夜もパートで働く女性。子供がいると正社員になれないという矛盾。病気の父を支えるために夢をお預けにして、働く20代の姉妹。…などなど、本当に自分の精一杯に頑張っている人たちばかりが取材されていました。

向上心があっても思うように資格収得にかかれない現状とか、子供の看病で休んだために解雇されるという理不尽。安い人件費で外国人労働者を受け入れたためにしわ寄せをうける地元の人たち…。そこには「頑張ればなんとかなる」という公式が成立しない厳しい現実がありました。

本当にね、これで「豊かな国」なんて幻想に過ぎないと思います。好景気なんて全然実感ないですし。(バブルの時でもそうでしたが)豊かなものはより豊かな一部に流れ、反面で日々の生活に困窮する人たちとの格差はあまりにも歴然。安心して老後が迎えられない社会なんて、若い人たちの夢が描ける社会ではないですよね。

公的にとても上位の立場にいる人たちは、かなり悪いこともしてますよね。そういう一方で、本当に真面目に働いている人たちが弱者ゆえにますます弱い立場に追い詰められるのって、理不尽以外のなにものでもないですし。

やっぱりこの社会ってどこかでかなり間違っている気がします。手遅れにならないうちになんとかしないと…。でも政治に関わる人たちにそういう危機の実感があるかどうかは疑問だなあ。もしかしたらもうすでに手遅れかもしれないです。

年末にふと暗澹たる気分になってしまった感じですね。(鬱とは違いますが)まあ、憤る元気があれば私的にはまだましなのですが…。未来幻想は暗いなあ…。輦

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