お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

負けるな

まだいまいち体調が戻らずに気分も滅入りがちな日ですが…。まあ、今日は午後から看護師さんが来てくれる日だし、あんまり気を遣わないでいいかなあ、と(笑)秊 父もよく寝ていますし。

昨日は母がご近所で聞いてきた話「○○さんのご主人は脳硬塞で寝たきりになって、12年いたはった(生きてはった)」というのを、何気なく父に話したそうで…。そうしたら父は「ひえ~っ(汗)」と心底嫌そうな顔をしたらしいです。この状態でそんなに長く生きるのが嫌だと思ったのか、この状態から回復しないと思ったのか、どうかはわかりませんが、父なりに理解力の範囲でショックを受けたみたいですね(汗)嶺 おかげで昨日は全然昼寝してくれませんでした。蓮 なんにもわかっていないとかって思っちゃ駄目なんだなあ、と反省する母でありました。輦

Web拍手ありがとうございます。

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 相変わらず中学生の自殺のニュースがあとを断ちませんが…。ある調査によると今の中学生は6割くらいの子が「死んでも生き返るかもしれない」と思っているそうです。そういうバーチャルなものをたくさん与えて、本当の生死の状態をきちんと見せてこなかった大人達にもかなりの責任があるかもしれません。

そもそも今の子供達に肉親の死の瞬間を見守る体験なんかあるのかなあ?核家族で病院で死ぬことが当たり前になってしまった現在って、本当に幸せなのかなあ?と、改めて感じている次第です。蓮

以前、私が勤めていた会社でも顔見知りの社員の人の自殺がありました。本社と工房を何度も車で行き来して、荷物を運んでくれていた人なので、挨拶などもしていた人でした。

個人的に話すこともなかったので、詳しい事情は知りません。ただ離婚して一人暮らしということくらいで、もしかしたら心の病を持っていた人なのかもしれません。人前ではそういう様子は見せない人でしたが。

その人が自殺したんですよね。理由はわかりません。でもその話題はその後、痛ましさで受け入れられたのではなくて、どうやら社員の人たちの間では笑い話のようになっていたようです。深刻さではなくて、笑いで語られていたという…。これが現実か、と思いましたよ、私。

昨日のニュースで性同一性障害の人が「何度も死のうかと思ったけど、それは笑い者になるだけだと考えて思い留まった」と話しているのを知りました。(この人たちの問題はまた別の部分にありますが、それはまたの機会に)…そういうものなんだよね、現実って。

「可哀想ね」「悪いことしたなあ」と心から反省して同情して泣いてくれる人ばかりではないということです。むしろ心の底では「せいせいした」と思っている人間だっているかもしれません。そういうのって、すごく悔しくないですか?

自分が死んでしまったら、もう死後の自分に追い討ちをかける相手を見返すことは永遠に出来ないんですよね。最後まで負けたままだっていうことです。それが現実。玲

でも生きていれば、時間がかかってものちのちに自分をいじめた相手を思いきり見返すことが出来るようになるかもしれない可能性があるんですよね。そう、本当に自分らしさを、自分の価値を発見できればね。

だから今、もし死にたいと考えている若い人がいれば、それを忘れないで欲しいと思います。ずーっと永遠に負けたままなんて、悔しくないですか?相手を見返したいと思いませんか?それが出来るのは一杯の未来が残されているからなんだよね。それだけの時間があるんです。

だから負けるな、中高校生。獵

なんだかとてもそれを言いたいなあ、と思った今日の私です。

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