ゆうべはまた空腹の父に午前2時前に起こされました。丹ジュースやゼリーでごまかしても、やはりお腹はふくれないようで、寝てくれなくて、ようやくまた5時前まで我慢してもらって、やっと寝てくれたりして…(汗)簾 それまでのあいだは母と私もなんとなくほとんど寝ていない気がします。だから寝不足のはずなんですが、今日はあまり眠くないですね。母は病院から帰ってから寝ております。簾 父がお昼の最中だから、私はやっぱり寝れないなあ(汗)嶺 なんか最近昼寝が難しくなってきました。それでももっているのは真夏よりは体力の消耗がましなのかなあ?と思ったり…。まあ、父もお腹がすくのは元気だからなんでしょうけどね~。
本当は今日は午後から看護師さんが来てくれる日ですが、なんだかやっぱりおっくうでお断りしてしまいました(汗)このごろは父もわりと落ち着いてますし、もうしばらくは週に1度でいいなあ、と思ってそれを頼んだり。私らの休みが増えると気が楽です。誰も来ないと本当にほっとします。玲 鬱の傾向が強いので、私は現在はテレビの音すら嫌なんですね。電話も嫌いになってたり…。蓮こういう時は人にはなるべく会いたくないものなんです。わがままかもしれませんが…。輦
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「いつも君の味方」さだまさし・著
このあいだから、いろいろな用事と並行して読んでいたので、やっと全部読み終わりました。さださんがいままでの人生の中で出逢ってきたさまざまな人たちの思い出を綴ったエッセイ集です。
この中に登場する人物(もちろん全部実在)の中にはコンサートなどで、話題にされたことがある人もいたりしますが、ほとんどは新鮮なエピソードでした。
さださんは私よりはいくつか年上ですが、やはり生まれ育った時代背景がほとんど同年代ということもあって、もろもろの価値観や感性にかなり多くの共通点を感じます。
まあ、グレープの時代からのファンだったから、多感な時期に随分影響も受けているよなあ、とは思いますが。彼のエピソードからは、このあいだ漢字バトンで書いた「一所懸命」と「縁」というものの、典型的な具体例を見る思いがしますね。なんというか、その気になってみれば本当に人生ってドラマだわ~、という感じ。
個人的に特に印象的だったのは「おじいちゃまの膝」と「福田幾太郎」さんのことかなあ。「君のような若い人は偉大な人にたくさん会いなさい」と言って、実際に多くの機会を作ってくれた「おじいちゃま」こと、今里広記さん。それからソロ活動の最初のバンドのメンバーだった福田幾太郎さんのこと。
おじいちゃまが会わせてくれた壮大なメンバーは羨ましい限りですが、「人脈」という財産を惜し気もなく若い世代に与えてくれた人だというすごさは納得出来てしまいます。本当に懐が広くて素敵な人なんですよね。その「おじいちゃま」はさださんの未来をきちんと予測していたのだろうな、とも思えます。
もとへヴィメタ出身のギタリスト、福田幾太郎さんも印象的な人ですが。コンサートで多分ご本人は見かけたことがあると思いますが。若くして交通事故で亡くなられているんですよね。そういう人がさださんに残した応援の言葉「万が一君が世界中を敵に回しても、僕だけは君の味方だよ」というのは…すごい最高の言葉だなあ、と思いますね。異性から言われたらもちろん嬉しいけど、同性の友人から言われたら、さらに嬉しいと思う。なかなかそういう関係は築けないですよね。よほど人間としての相手に惚れ込まないと。
だからこそ、ご本人が亡くなられても、その想いはさださんの勇気を支えるものになっているみたいです。ああ、本当に羨ましい。…こういう関係が個人的に最高の理想かもしれないなあ、と改めて思う私なのでした。撚
それらの大切な「ご縁」をぎっしり詰めた本です。烈 宝箱みたいですね。劣