終日雨。今朝は8時に家を出て、無事に転院をすませて、帰って来たのがちょっと早めの2時過ぎでした。それから洗濯をすませたら、やはり夕方ですね。明日からはもっと遅くなると思います。
父は昨夜は緊張か興奮かわかりませんが、あまり眠れなかったようで、昼食がすむと車椅子のままで熟睡。ゆえに早めに帰宅出来たんですね。今度の病院は回復期リハビリ科というだけあって、スタッフの手際のよさにほれぼれしました。看護師さんだって力持ちでびっくり。今までの病院では3人がかりだったことをひとりでやってしまわれます。すごいなー。 入院生活そのものがリハビリだということなので、いささかスパルタかもしれないですが、それなりの効果があるかも…とちょっと期待。
ただ今度の病院には食堂とか喫茶室とか、コンビニとかがありません。小さな売店と自販機コーナーがあるだけなので、私たちはお昼に困りそうです。帰路のどこかにいいお店があるといいんですが…。 ともあれ、またこれから頑張るしかありませんね。どこまで回復出来るかは父の努力次第かもしれないですが。
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自分の身の回りのことが自分で出来ない病人を抱えると、家族って本当に負担が大きいですね。時と場合によっては人生の貴重な時期を無駄にしてしまうようなこともあったりして…。
うちのご近所に住んでいる60代の女性は両親の介護のために、就職も結婚もしないでこられたんですね。それで両親を看取って、気がついたら自分はすでに50代。それから改めて仕事も結婚も出来ないし…。ほそぼそと一人暮らしをされていたのですが、数年前に今度は自分が倒れてしまわれました。以後、ずっと病院か施設での生活のようです。 やっと介護から解放されたと思ったら、自分が介護される立場になってしまった皮肉…。大変に気の毒でもあります。もしかしたらこの人は自分の人生の意味を悩んでいたかもしれません。
もうひとり、私が働いていた職場に新しく来られたパート女性の話です。その人は30代後半でしたが、それまでやはり病弱な両親の介護のために仕事も出来ずに来たそうです。で、やはり両親を看取ったあとで、職業訓練を受けて、PCを学んで来られたとか。でも生憎、その職場での仕事の内容は図面などを扱うものも多かったので、それが合わなかったらしく、2、3日で辞めてしまわれました。適性がなかったのは仕方がないけど、その後、いいところに就職出来たかなあ?、といまだにちょっと気にしてしまう人です。嶺
我が家の場合も父がある程度回復したら、母は家に連れて帰りたい気持ちです。でももし、今の私がきちんとした勤め先を持っていたら、とてもじゃないけどそういうことは不可能だと思います。母には力がないしね(汗)嶺 幸か不幸か、私が現在家にいるからね~。手助けも出来ますけどね。家で面倒が見れたら、父に対しても充分のことが出来た、と自分で納得出来るでしょうけど…。
ただ、そうなるとますます今後家で出来る範囲の仕事をどうにかしたいなあ、という思いもなきにしもあらずです。いろいろと夢はあって、少しずつ材料などもそろえてきましたが、それが形に出来るのはいつのことやら…(汗)そもそも自分の病気を治さないといけないわけだし。もろもろ考えても自宅で介護するということは並大抵の覚悟では出来ないなあ、と改めて気を引き締めているところです。