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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

フォローが足りない

朝から降っていた雪が現在やっとやんだようです。家の中も外も冷蔵庫の中のようだなあ。今年の冬は本当に寒いですね。

寒いけど、仕方がないや、というので、ようやく線画にペンを入れました。最近はデッサンそのものがお布団の中での作業になってしまっているので、練り消しゴムが手放せません。これって真夏もそうだったから、習慣として定着しそうな気もしたり…。まあ、電気スタンドの灯りのみで描くのはわりと集中出来てよかったりしますしね。ただ長時間は辛いけど。午後からぼちぼちPCに取り込んで作業しようかなあ、と考えたりしています。

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 昨夜お茶を飲みに行ったら、またテレビに細木さんが出てました。なんかずーっと皆勤賞みたいにほとんど毎日見かけるような気がしますね(笑)

なんだか子供の教育に関して授業みたいなのをやっていたから、しばらく見てたんですね。あの人は結構正論も言うけど、時々「あれ?」と思うようなことも言いますね。

たとえばゆとり教育についてで、ゆとり=余裕で、それは基礎がきちんと身についた時に持てるものだっていうのはそのとおりだなあ、と思います。公立の学校がほとんど役に立たない現状って本当になんだろうと思いますし。読み書きそろばんと、お釈迦様の思想というか、そういう考え方みたいなのを教えるべきだと言ってました。これは宗教じゃなくて、道徳というか、人の生き方の基本みたいなものですね。それも納得するなあ。命の教育は学校でも必要だと思うもの。

私が納得しかねたのは、7才くらいの子の「人はどうして死ぬんですか?」という問いに対する答えでした。人は神様からパワーをもらって生きている、と、うん、それはわかります。「でも悪いことをするとそのパワーがだんだん少なくなって死ぬことになる」「だから悪いことはしちゃいけない」って…それはやっぱりおかしくないかな。その論理で行くと若くして病気や不慮の事故で死んでしまう人は悪い人なの?と子供は考えてしまわないのかなあ。

私の小学校の時の同級生で溺れた小さい子を助けて、自分は死んでしまった子とかいましたけど、それって悪いことなの、って思われると困るなあ。

大人だからすべての疑問に対して答えられるか、というのがそもそも思い上がりのような気がするなあ。大人にもわからないことはある、と言ってもいいと思うんですよね。「でも一緒に考えていこうね」って言えばいいんだと思うけど。

それから「男の子からブスだとからかわれるから、なんと言い返せばいいのんですか?」と泣き出した女の子がいました。私が見たところではごく普通の可愛い子なんですけど…。特別に可愛いというわけじゃなくても、ごくごく普通に可愛い子がそういうことを言われているというのがすごい意外でした。みんな審美眼がおかしくないかい?令

その子に対して細木さんは「こういう風ないい人相をしている」と言って、「からかわれたらこう言い返しなさい『私は心の美人よ』って」と答えてました。まあ、それでもいいんですが、先にその子のコンプレックスを消してあげなくていいのかなあ?と思ったり。なんで充分に可愛い子なのにいわれなきコンプレックスに悩まなきゃいけないのか、とちょっと憤りを感じてしまいました。もうちょっと自信をつけてあげればいいのに。誰もその子が悩んでいることを否定してあげないんだもん。まあでもこれは親の役目かもしれないですけどね。

細木さんはなにに対してもすごく自信たっぷりに断言する人だから、時々フォローが及んでいない部分があるんだよね。あの方ももうちょっと謙虚な方がいいような気がします。まあ、いまさらそうなれと言っても無理だろうけど…(笑)

丸ごと鵜呑みにしてしまうのは、ちょっと問題があると思うので、こちらも冷静に判断出来る視点が必要だと思うのでした。

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