朝一番にタクシーを予約して、父と二人でお墓参りに行ってきました。その足で買い物にも出掛け、そのあいだに母はかなりのおせちを煮ていたようです。まあ、いつもより少なめだし、お昼までには出来そうだなあ。やれやれですね。ここしばらく、また弟の体調がよくなくて、ほとんど運転をしてくれないので、自転車で走り回らないといけなくて、ヤボ用ばかり増えています。でも、午後くらいからはゆっくり出来るのかなあ。お絵描きもしているから、気分的にはずっと忙しいみたいですが(汗)
年末はこの慌ただしさが嫌いだわ。
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「いのちが危ない!」というのは江原さんの本のタイトルです。
父と江原さんの本を交換して、昨夜読み終えました。自殺が多い世の中で、もっとスピリチュアルな方向からのカウンセリングが必要なんじゃないか、という内容ですね。
実際に私も精神神経科に通院していたりするのですが、やはりああいう場所でも患者ひとりの診察時間は短くて(初診以外の時は)薬関係の処方はしてもらえるものの、精神面のカウンセリングがいまいち充分じゃないなあ、とずっと思っていました。
「どうして自殺はいけないの?」という疑問に対して、どうも適切な答えがいままで得られなかったんですが、それがある程度、江原さんの説明で納得出来たような気がします。詳しい内容を上手く要約することは不可能ですが、いろんなことが「腑に落ちた」感覚がありました。
私もいまだに最低でも月に一度以上はかなり厭世感に苛まれるのですが、とりあえず、死ぬのはいつでも出来るから、もうちょっと生きてみようかなあ、という気分にはなれました(笑)鬱といってもいろんな段階があるけど、少なくとも自分なりに納得出来たレベルでよかったです。ひどいと本を読む気力もなくなりますしね…。
実際に身近にそういう人がいる時の接し方というのかな。家族とか友人とかはどういうふうにすればいいのかなあ、という点までかなりの詳しいフォローがなされています。「愛」と「生きることの真理」のみが大切だっていうことと。
20年くらい前でしょうか。私もかなりスピリチュアルな世界に親しんだ時期がありました。シュタイナーの神智学についての本などを読んだのもその頃です。でも当時の理解はあくまでも頭の中だけの理解だったように思います。でも今はそうじゃなくて、本当にもっと深いところから「腑に落ちた」理解がありますね。こういうものに出逢うのにもタイミングがあるようです。私自身は少なくとも現在、この本に出会えてよかったです。
鬱病で苦しんでいる方、家族がいる方、病気じゃなくてもとても落ち込んだ時など、こういうスピリチュアルな世界の本に触れてみるのは有意義だと思います。
「どうして自殺してはいけないの?」という問いに答えてくれるのはこういう分野の視点しかないような気がします。