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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

4人に1人が 「本気で自殺したいと考えたことがある」という現実

 

自殺したいと思った人たちの人数

 

ちょっと重い話で恐縮ですが、今朝、こういうつぶやきを見かけました。

 

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この数字はどこから来たのかな?と検索すると、まだ新しい調査結果にぶつかりました。

 

http://www.nippon-foundation.or.jp/news/pr/2016/img/102/2.pdf

 


私の場合は、生まれ育った環境などであまり苦労が多かったとは思いませんが、それでも十代の頃から希死念慮にかなり近い厭世観には悩まされていました。あれはもしかすると双極性障害の前触れだったかなあ、とも思いますが…。

 

特筆すべき理由もないのに、ただ「ひどく疲れた」と感じると死にたくなる、というのも病的なものかもしれないと感じています。で、またこういう死神と自分の中で戦うのって相当なエネルギーを消耗しますしね。

 

でも4人に一人がなんらかの理由で「死にたい」「死のう」と思ったことがあるんですね。なんだかその辺は人間的な共感を抱きます。

 


反面、いままで一度も「死にたいと思ったことがない」という人はすごく幸福だとも思えます。私はどうもこの感性が生まれつきだとしか思えないので、「死にたいと思ったことがない」人の気持ちとか強さとかはいまいち実感ではわからなかったりします。いまのような社会ではそういうのって強みになりますよね。

 

 


死にたいというのがわからないそうです


検索の途中でたまたまこういうページを見つけてしまいました。

 

www.ryukke.com

 

いやー、全然論破されてないけど。

論破以前にこのタイプの人はまず「理解しよう」とか思ってないからどうでもいいんだけどさ。こちらからもお近づきにはなりたくないですし。あまりにもわからなさ加減に絶望…(ーー;)

 

私にはこの人の方が謎の宇宙人(ーー;) 

 

こういうタイプの人はカウンセラーになろうとはしないでしょうから、関わりを持たなければまあいいかなあ…。あ、でも時々似たようなタイプの人がカウンセリングのようなことに関わる時はやっぱり要注意な気がします。

 

 

それでも、自殺の危機要因を抑える要因は

 

自己有用感
社会問題解決能力
共感力

だというのは本当にそうだと思います。

 

強者の論理では救えないのですよね。
そして多分、お金だけでも救えないと思う。

 

 


危機感はやっぱりあるのよ


私いままで生きてきて、いわゆる「社会的成功者」と呼ばれる人たちにはどうにも関心が持てなかったから、自分が目指したいのは別の方向なんだなあ、と思います。

 

まあ、これも生まれつきのものだし、いまさら変えようがないから、自分らしく最後まで生きるしかないような気がしますが。きっと弱者視点で弱者のちょっとした助けくらいは可能な人間も必要になるんだと思っています。

 

25%って決して少ない数字ではないし、ちょうどHSPと呼ばれる人たちの割合とも重なります。

 

生物としてのHSPが生きられない社会ではどんな強者も生きられなくなっているのかもしれません。ふと、そういう危惧を感じつつ…。

 

 

 

 

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