お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「げんこつ」

雪が解けて屋根から落ちて来るところを見ると、昨日よりは寒さもましなのかな。でも寒い時でも作業にいささかの支障をきたすことは否めない。まあ、でも朝から久々に線画にペンを入れた。背景その他はまったくなにも考えていないけど、今年中になんとかもう1枚くらいはイラストが描けるかなあ、と思う。

その後、買い物にも行って帰ってきた。あとお正月に必要な素材はレンコンと蒲鉾類に出し巻き卵くらいかなあ。なまものはもっと年末に買わないといけないので、結局、ぎりぎりまで忙しいってことなのよね。ため息。

寝る前に薬を飲んだにも関わらず、相変わらず夢見が悪い。気分的にざわざわしている感じ。

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「げんこつ」という駄菓子をご存知の人はいらっしゃるでしょうか?両親に聞くと子供の頃にすでにあったというから、少なくとも昭和の初めごろにはすでにポピュラーだったらしい。

私も子供の頃には近所の駄菓子屋さんに行ったりした記憶はあるけど、この「げんこつ」というのを知ったのはつい最近のことだったりする。近所の100円ショップで母が買ってきたものをふと食べてみたら…初めての独特の食感で、ほんのりと甘くて、奇妙に美味しかったんだなあ、これが。

原材料は「こうせん」とか書いてある。「こうせん」ってなんだろう、と調べてみたら、麦こがしのことらしい。関西では「はったい粉」とも言う。それにいくばくかの砂糖(黒砂糖の類い)と現代風の味としてピーナツの粉なども入っているらしい。微妙に香ばしくて美味しい。麦と黒砂糖、ピーナツ、ゴマなど身体にも良さそうな感じだし。

すっかりはまってしまった。キャラメルほどの粘りはないし、グミのような硬さもないし…説明しがたい食感なんだけど、上品な甘さがいいんだなあ…。駄菓子って意外に美味しいものだったのね。

今日は黒ゴマのげんこつときなこのげんこつも出ていたので、両方を買ってきてしまった。素朴なものの美味しさをちょっと見直してしまったこのごろ。こういうのが好きで買う人も少なくないのかもしれないなあ。特にお年寄りには懐かしいのかもしれない。いつまでも寿命が長くあって欲しいシンプルな美味です。

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