お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

勇気が必要なこと

今朝もしっかりと暑い。今年は本当に暑さがこたえる。さすがに寝る時はエアコンを消して扇風機だけにするんだけど、それもそれなりにしんどいのよね。足はむくむし。夏場はどうしても創作意欲も落ちてしまう。無意識だったけど、私の創作意欲はやはり気候がいい春と秋に最大になるようだ。夏でもエアコン入れればましかもしれないけど…。とにかく今年はじっと我慢なのね(汗)

こういう時はあまりしつこい食べ物も欲しくない。いただきものの素麺がおいしいよなあ。さすがに一流のものはお素麺でも美味しいのだった。明らかに味が違うのよね。自分ちでは滅多に買えない、いただきものならでは、なんだけど(笑)

Web拍手ありがとうございます。

 ……………………

今朝の新聞で読んだエッセイ。

普段にも着物を着たいと思っている女性が、でも着物だと自転車には乗れないし…と躊躇していたら、それを読んだ読者から「これがありますよ」と送られてきたのが「もんぺ」だったとか。

で、これはいいや、ってことで早速着物にもんぺで自転車に乗って、実家に帰ったらお母さんに行商のおばさんだと勘違いされて大笑いされたそうな。その後、ビジネス街の本屋さんにも行ったけど、さすがにもんぺ姿は目立って、その場で脱ぎたい気分になったらしい。結果、もんぺは着物の下ではなく、Tシャツと共に愛用しているということだった。

そうかもしれないなあ。ごく普通に着物だけならばそんなに目立つわけじゃないんだけどね。町中でもんぺはさすがに人目を引きそうだ(汗)

昭和30年代から40年代の初めにかけて、我が家は京都御所の近くにあった。そこは府庁にも府警にも近い、いわゆる官庁街だったので、うちの母は普段も着物で過ごしていた。のちに母の曰く、「あそこらへんはきちんとしたお家が多かったから、ややこしい格好してたら笑われた」とかで。まあ、そういう街であり、そういう時代だったんだよなあ…。その当時ならパンツ姿ですら女性の着る服ではないという通念があったらしい。隔世の感がある。

今のうちのご近所ではスカート姿の女性を見かけることも少ない。これは世間的な傾向だけれど。私はずーっとスカートで過ごしているのでいまさら変えるつもりはないんだけどさ。(この秋の流行では再びボリュームのあるスカートが出てきたようだ。嬉しいな)

何げ気に世間一般的ではないスタイルをするのは勇気がいる。私もずっと着たいと思っていて、いまだに着る勇気がないものがある。それは作務衣。

以前近所にあった和食のファミレスの制服が作務衣だった。それはいかにも動きやすそうでくだけて見えずに気軽に着られる和服、といイメージだった。あれを普段着にしたらいいだろうな、とずっと思っているのだが、そのまま外出するとなると…やっぱり目立つだろうなあ。この近辺でそんな格好をしている人はいないしなあ…。かえって普通の着物の方が目立たない。京都だし。

お坊さんとか神職さんとかが作務衣を着るのはなんら違和感がないんだけど、普通の人間が日常着にするのはちょっと難しいかも。家の中でならいいけれど、それを着て外出するのはかなりの勇気がいりそうだ。ある程度年輩の男性ならばおかしくはないんだろうけどね。

作務衣で買い物に行く勇気があるかなあ、と考えると、もんぺで出掛けた女性のとまどいが実感としてわかる気がした。あとは勇気と開き直りだけの問題なのかもしれないけれど(笑)

Copyright (C) 2001-2018,Haruusagi All rights reserved.