クリニックの受診日。クリニックの中はなにやら電気系統の故障らしく、暖房がきいていなくて、PCも駄目だったようだ。一番に行ったのにやたらと待たされた。処方せんもいつもならプリンタ印刷のが手書きだったし。ちょっと疲れたなあ。
帰りに母もかかりつけの医院へ。両方が終わると早くもお昼になっている。ああ、やっぱり疲労感。
朝に吐き気がするのはやはり鬱の症状の一つだと言われた。なかなか改善しないなあ。安定剤を一つ増やしてもらうことになった。母も同様で、鬱の症状とホルモン剤の副作用と両方があると言われたようだ。こういう症状も個人差があるんだろうけど、とりあえず似ている母と私(汗)体質と性格のせいかしら。
で、なんとかぼちぼちお絵描き中です。
★Web拍手ありがとうございます。>カノさん、イラストも見てくださってありがとうございます。頑張って更新していますので、またお気軽に覗いてやってくださいませ♪
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社会からも学校からも家庭からも落ちこぼれになってしまった少年たちにラグビーの楽しさを教え、全国制覇にまで導いた熱血教師の物語。
過去にはテレビドラマ化もされ、去年には映画化もされたので、ご存知の方もいらっしゃるだろうか。原作は実話をもとにしている。
で、そのモデルになったのは弟の出身校。(伏見工業高校)教師も当時の実在の先生だったりする。
弟は在学中に生徒会の役員をしていて、そのかかわりで、父もPTAの役員をしていたので、その時には学校の中も生徒達もかなりお行儀が良くなっていたと思われる(笑)平尾くんとか大八木くんが活躍していた。
なので、実際に校内が荒れていたのは私の世代くらいだと思うのよ。私も高校時代に何度か行ったことがあるけれど、「殺風景な学校だなあ」という印象しかなかった。受験の時に工業デザインをするならあそこだなあ、と一度志望を考えたこともあったけれど。(結局別の高校に進学した)
弟が通学していた頃には、すでに山口先生は校内でもラグビーの関係でも充分に知られていた。ラグビー部も全国大会出場も当たり前になっていたし。
山下真司さんが先生役でテレビドラマになり、去年は照英さんが先生役で映画化されていた。ドラマ化の時に私は原作になった本を読んだ記憶がある。詳しい内容は覚えていなかったりするけど(汗)ドラマはどのみちフィクションが入るからなあ…、というので、何度か放映中に見たけれど、特別な感慨はなかった。
フィクションでは感動しなかった私だが、2、3年前に放映された「プロジェクトX」ではさすがにじーんとしてしまった。ドラマのもとになった話の何年もあとの実話が存在していた。
かつて、落ちこぼれだというレッテルを貼られていた少年がラグビーと出会い、山口先生と出会い、現在は教師になって、かつての山口先生のように落ちこぼれになりかけている子供達の良き理解者となっているのだそうだ。
フィクションではない現実の重み。
私はしばしばノンフィクションで感動することがあるが、こういうことなんだよね、と思った。作り物がかなわないことだってあるなあ、と。現実を凌駕するフィクションで人に感動を伝えられるようになれたらいいなあ、というのは理想でもあり、願望でもあるけれど。