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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

生涯働かずに生きてきたある女性のこと

 

リアルなエピソード


昨日の記事で思い出したある女性のこと…。

 

haruusagi-kyo.hateblo.jp

 


私も実際に知っていた人の話なので、9割は事実ですが、直接知らない部分にはちょこっと想像も入っています。

 

1980年前後のこと、ユウコさん(仮名)とアキオさん(仮名)は結婚しました。

 

ユウコさんは関西の某有名女子大の在学中にお見合いをして、エンゲージリングをはめて卒業式に出席、卒業後まもなく働くことなく結婚されました。

 

アキオさんは公務員でしたが、国家公務員だったので、それなりにお給料はよかったと思います。二人は京都と大阪のちょうど中間地点あたりの土地で賃貸住宅に住んでいました。

 

最初はそれなりにうまくやっていけたんだと思います。結婚後3、4年で男の子が二人生まれました。

 

ただ、その、ユウコさんの経済観念が独特のもので、「倹約」ならば美徳ですが、単なる倹約よりも強いものだったようで…。

 

そのころ、野暮用があって、二人の家を訪ねたアキオさんの妹のアケミさん(仮名)。たまたまお昼にぶつかってしまったので、慌てて帰ろうとしたら、ユウコさんに「お昼ご一緒しませんか?」と言われて、恐縮しながら食卓につくと、出されたメニューは千切りのキャベツと市販のお総菜のコロッケを1個、お皿に載せたもの、「お代りどうですか?」といわれても「とても『お願いします』なんて言えない」とアケミさん。

 

アケミさんだって別にお寿司の出前を期待していたわけではなかったと思います。ただ、心の中では「お兄ちゃんの給料ってそんなに少なくないはず…」と思っていたそうです。

 

 

 

価値観のズレが大きくなる

 

アキオさんは学生の前で教壇に立つ仕事です。あまりにもみっともない格好も出来ません。でも結婚していたあいだに新しく服を買ったことはないと思います。

 

つつましい食卓なので、夜中に勉強していて空腹を覚え、キッチンにあった袋ラーメンを作って食べたら、ユウコさんはものすごく怒りました。

 

アキオさんが高熱で寝込んでいても、なにひとつしてもらえず、優しい言葉もかけてもらえなかった、とも聞きました。

 

食べ物の恨みってありますよね。どうもそういうのとか、経済的価値観が積み重なって、もちろん夫婦にしかわからない他の事情はあったと思いますが、結局、この二人は離婚しました。子供二人はユウコさんが引き取りました。

 

離婚の時にユウコさんが3、4年の新婚生活のあいだに貯金した金額は数百万円。それだけの倹約の結果だと思います。それと、結婚する時に持ってこられた嫁入り道具も衣類に至るまで、すべて新品でそのまま持ち帰れたそうです。(要するに全然使っていない)

 

ユウコさんに幸いだったのは、実家のお父さんが大きな会社の役職にいらして、まだ現役で、実家住まいの妹さんとユウコさんに倹約を伝授したお母さんももちろんお元気で、一応母子家庭だけど、ユウコさんが働きに出なくてもなんとかなったことですね。

 

アキオさんは真面目な人だったので、子供たちが18歳になるまで、きちんと養育費を送りつづけましたし。でも離婚後子供たちには一度も会わせてもらえなかったそうです。

 

 

 

その後のユウコさん


風の噂は届きます。どうやらユウコさんはその後一度も再婚したり、就職したりされていないようです。ユウコさんの場合、実家のお父さんの存在が大きかったと思われます。

 

成人した息子さんは、ひとりはお医者さんになり、もう一人は一流企業に勤めた、とこれも風のうわさで聞きました。

 

ユウコさんは私よりも年上なので、今ごろはどうされているのかはまったくわかりません。もうご両親も亡くなられたでしょうし…。息子さんたちも結婚されて、そのお嫁さんたちと上手くいくかどうか、そういうのもわかりませんが…。

 

振り返るとこのユウコさんの場合は「結婚=永久就職」ではなくて、「結婚=一時的就職→離婚」というパターンだと思います。生涯働かずにすむのはよほどに実家が裕福でなければ無理ですね。それが可能だった最後の世代がユウコさんのような気がします。

 

そして改めて、ユウコさんにとって、結婚っていうのはなんだったんだろう?と思います。わりと優秀な遺伝子といくらかのお金は手に入った感じ??…かな?? 愛情とかそういうのではありませんね。ホント、考えてしまいます (*-д-)-з

 

 

 

結婚には「お試し同居」期間があってもいい

 


私は自分は独身ですが、こういう現実も知っているので、結婚して籍を入れるまでに、半年とか1年でも一緒に住んでみる「お試し期間」があってもいいと思っています。一緒に暮らさないとわからないことってありますよね。そういうのを納得した上で、「この人となら上手くいきそう」というので、籍を入れるなり、結婚式するなりすればいいと思うし…。

 

これも合理的な考えかもしれませんが、悪い方法じゃないと思います。よく知らない相手といきなり暮らすのって怖いと思う… (ーー;)

 

 

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今日は頑張って母のところに行こうかと思っております (^_^;) 名刺の用紙も追加注文したし。

 

 

 

 

 

「結婚=永久就職」ってまだ生きてる価値感なんですか?

 

花嫁修行なんか片手間でいいと思う


「結婚=永久就職」なんてとっくに死語だと思ってたけど…。

 

私の若い頃、うーんと…まだバブルも前の1975〜1985年あたりかなあ、こういう価値観が確かにありました。関西の某有名女子大(お嬢様学校だったらしいですが)などでは卒業式の時にエンゲージリングをはめて出席する、というのがわりと普通だったりとか…。そういう時代が確かにあったと思います。

 

卒業→結婚、という人には学歴も釣り書きの一部にしか過ぎなかったのかもしれませんね。卒業したら結婚します。そのためにいい相手がいれば在学中にお見合いもします、というパターン…。

 


私などはきわめて現実的なので、結婚相手と生涯添い遂げるとは限らないし、添い遂げてもいつなにがあって、どちらかが病気をしたり事故に遭ったりするかもしれないし、そういうことは心構えとして必要だと思っていました。不況で共働きにならないとも限りませんし、不幸にして離婚するかもしれないし…。

 

そういう不確定要素がありすぎる「結婚」というものをどうして永久就職だと思えるのか、正直、理解出来ませんでした。それはいまでもそうです。

 

だから病気になっても「なにか手に職」といつも思っていました。

 

 


社会の損失でもあるよね…

 

gendai.ismedia.jp


この記事を読むと、ちょうど私も知っているような人たちのことを思い出して、身につまされるような奇妙な思いになります。

 

別にお稽古事だっていいんです。それが人に教えられるくらいになれば、免状をもらって極めて教えて収入を得ることも可能なのに、そういうところまで考えている人は少なかったんでしょうか。

 

特に病気でも障害でもなく、とりあえず健康でも、このままだったらじきに親の介護をしないといけなくなります。そうするとまたしても働くきっかけは無くなってしまいます。いや、介護の技術を身につけて…というのもありかもしれませんが、私、自分が腰や膝を痛めているから、無理っぽい気持ちにもなっていますが…。

 


余計なお世話かもしれませんが、本当に勿体ないことですね。ご本人にも損失じゃないかと思いますし、引きこもっている人たちへの対策と同じようなことがもしかしたら必要じゃないかと思います。

 

 


寂しいと思うのは余計なお世話なのかな?


私自身がかなり厳しい状況でも、まだ働くこと(外では無理でも在宅でも仕事したいという)を諦めていないので、健康なのに、職につけないのって不安じゃないのかなあ?とも思います。40代以上になると、結婚相手のみならず、普通の友達を見つけることだって至難の技になりますよね。

 

ネットだったらスマホかな?それくらいは使ってネットの友達は探せるかもしれませんが…。

 

私は病気でもそんなに寂しくないし、ひどく不安でもありませんが、こういうふうにひとりでずっとこの先も生きていって、誰かと共に苦労したり、誰かのために役立てる幸福を味わうことなく…と想像したら、なんだかものすごく孤独な気持ちになってしまいました。

 

「結婚だって数ある進路の一つにしか過ぎない」っていう価値観の方が、もっと自由に生きられるんじゃないのかなあ? 私は仲のいい両親を見ながら、若い頃からずっとそう思ってきました。結婚する気がないから、なんとかしないと、と嫌でも思うしね(^_^;) 

 

たとえ結婚しても芸は身を助くだから、若いうちにそういうものを探しておくのは大事かもしれません。


うん、まだ40代なら身につけられるよ、と私は思っています。応援したいですね。

 

 

 

 

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しんどくても仕事は最優先する覚悟

 

夏場に体調が悪い私のパターン

 

うつ傾向のある人はどちらかというと冬の方が体調が悪い方が多いようです。「冬季うつ」という言葉があるように、日照と関連があるのだと思いますが…。

 

でも私の場合は夏の方が断然体調が悪いです。気分的にはうつではなくても、身体症状が強いので、寝込む時間が圧倒的に増えます。昼間からベッドの上でごろごろすることなんて、冬にはまずあり得ません。でも夏はしょっちゅうです。

 

自律神経症状としても体温上昇(常に微熱状態)なのと、1年中むくんでいるけれども、さらに一層むくみがひどくなることとで、さらに疲労倦怠感が増している感じです。

 

だからいろいろやりたい、やる気はあるけど、でも全然身体が思うように着いてきてくれないもどかしさは半端ではありません。こういうことが何十年も続いているのに、特に効果的な薬もないので、ただひたすらに秋を待つしかありません。猛暑の時期はエアコンの部屋でじっとしているしか仕方がありません。

 

このしんどさは子供の頃にはまだましだったと思うので、その当時がちょっと懐かしいです。私が一番元気だったのは10歳を中心とする2、3年だったような気がします。

 

 昨日のマッサージでも、頭のてっぺんから足の指まで、触ってもらって痛くないところがどこもない、という前代未聞の状態になっていました。朝夕に二度も鎮痛剤(頭痛のために)飲んだし… (ーー;)

 

 

でも仕事がきたら優先します

 

そんなわけで、今週はどこへも行けなかったんですが、出来たらクリニックにちょっと相談したいことがあって、ついでにほど遠からぬところにある、ハローワークにも寄りたいなあ、とか考えていましたが、それが延期になった途端に仕事が入ってきました。

 

「ココナラ」経由の仕事は1時間程度で「具体的な修正個所があればおっしゃってくださいね」といつものようにお願いしたんですが(第一案はたたき台のようなものだと考えているので)「修正ないです。完璧です」と一発OKをいただいたので、ココナラ最速の仕事になりました (^_^;) こんなにスムーズにいったのは非常にありがたいです。自分でも「これ悪くない」とは思ったけど…。それでバッチリでよかったなあ、と思っています。

 

で、次の仕事は両親の在宅介護の時に大変お世話になったケアマネさんから、名刺作成のご依頼がきまして、それをこれからやろうと思っています。

 

休み休みでも、時々横になっても在宅での仕事ならやれるから…。たとえ夜中でも、体調がいい時間帯にやれば出来るし、だから私は本当に切実にこういうふうな在宅勤務でそこそこ(障害基礎年金くらい)の収入を得たいと希望しています。

 

フリーランスになるから、水商売みたいで難しくはありますが、でも「速い」というのは信頼を得るために必要なことですしね。お客さまがそういう評価を入れてくださると、また次のご注文につながりますし、リピーターさんがいらしてくださるのもありがたいことです (^_^;)

 

 

 

名刺のためにプリンタを購入する

 


ケアマネさんの名刺はもう採算度外視でやってます。お世話になったからなあ…。

 

いままで使っていたキャノンのプリンタも、カラー印刷の場合の黒が紫になったり、ファンシーな色合いにしかならなかったりするので、思いきって新しいのを購入しました。今度はエプソンで。もうこの段階ですでに採算度外視ラインをとうに越えてますが、まあ、仕方がないですね。どうせ年賀状とかにも使うしね。

 

家庭のプリンタで出力する仕事は赤字なので、たくさんインクを使う場合は専門の印刷屋さんや出力サービスを利用する方がお得です。プリンタ買っても、自分の作品はA4でプリントすることはまずないだろうな〜。どんどんプリントさんあたりの方がお得だけど…。

 

ただ、名刺用紙の場合はコンビニのマルチコピーでも出来ないと思うので、プリンタなしではいられませんね。スキャナとコピーは結構使うしね。

 

 


…そういうわけで、週末も仕事します。
来週行くべきところに行けるといいなあ、と願っておりますが…。

 

 

 

 

 

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