仕事の合間にブログを書く
なんだか今現在、仕事が3つほど重なっていて、なかなかぼーっとしている暇がない状態なんですが…。いずれも相手がある仕事で、メールのやり取りがメインで、お返事待ちの時間があるので、その時間を利用してこれを書いています。
すごく早いお返事をくださる場合ですと、1、2日で完了する仕事もありますし、お返事待ちしていると10日以上かかる場合もあります。相手があることだから仕方がないですが、自分で予定が立てづらいのが不便ではありますね。こればかりは使用がないので、空き時間を上手く活用しないとね。
この辺は「自由業=不自由業」なところです。会社に行かなくてもいいかわりに、日曜でもいつ仕事が入るかわからない。むしろ、サイトを見て仕事を依頼してくださる方は土日の方が多いかもしれません。企業ですと逆に土日は連絡が出来なくなりますし…。まあ、これも仕方がないですね~(*-д-)-з
「この世界の片隅に」アニメ人気ですね(^^)
現在絶賛上映中らしい映画「この世界の片隅に」の地元の上映館を調べてみたら、やっぱりちょっと遠かった(ーー;) もともと私は映画館が苦手だから長年行っておりませんが…。
父はものすごい洋画ファンで、若い頃は週に2、3本見ていたそうですが、私はいかんせん、あの大画面、大音響と人いきれがダメで、最後に行ったのが高校生の時…。それ以来映画館で映画は見ていません。
そうか、HSPだからああいう場所がダメなんだ、と先日理解した次第です(^_^;)
閉鎖空間でもクラシックコンサートとか能楽堂とかは平気なんですよね。視覚刺激が優しいのと、音そのものも優しいからだと思います。ライブやコンサートは…よほどでないと無理だろうな、やっぱり。
だからこういうHSPのために「この世界の片隅に」を早くDVDにしてください、とTwitterでもつぶやいてました(^_^;) DVDだと無理ない距離と音量で観れるしね。ちらっと見かけた背景がとても綺麗だったので、すごく観たいんですけど~。
もう原作本、Kindleしかないのはショックだ( ; ; )
私が持っている原作は上下巻で実写ドラマの時の帯がかかっています。
あの時代…会ったこともない(実はそうではないんだけど)相手と結婚して、知らない土地で新しい家族と暮らす、というのに、私自身はどうしても違和感がありました。いまでもあります。そもそもすずさんに近い世代の両親が大恋愛結婚をしているので、私はそれが当たり前だと思っているのですね。
でも実はそうじゃなくて、私の世代でもお見合い結婚というのは珍しくなくて、不思議なことでもなかったわけですが、戦前では見知らぬ相手との結婚はごく普通であったのだと思います。
価値観で接点がないすずさんへの共感は「絵を描く」ところから来ているかもしれません。すずさんは夢中でスケッチし、幻想的な世界にも心を寄せる子供でした。そのあたり、子供時代のすずさんへはとても共感するところが大きいです。
やがて、すずさんは空襲で一緒にいた義姉の娘を目の前で死なせ、自らも大事な右手を失ってしまいます。絵を描く人間にはかけがえのない右手の損失。間もなくやってくる日本の敗戦、そして原爆…。あまりにも大きすぎる出来事で、かえって自分の喪失だけに心を奪われずにすんだのか、そのへんは微妙なところですが…。
やがてそういう大きな喪失から、しなやかに立ち直り、新たに自分の居場所を見つけ出して行く、そういう強さが印象に残りました。たわめられる運命に流されることなく、力尽きて折れることなく、しなやかな柳のように頭をもたげて生きてゆく、そういう女性の強さが描かれています。
もうひとつ。すずさんの魅力は愛すべき「天然」であることです。彼女に害意や敵意を持つ相手でも、その天然のユーモアに触れると、心が和み癒されます。すずさんの最大の魅力かもしれません(^_^;) 私のように価値観が違う人間でもあっさり納得させてしまう、そういうすごい魅力であり、長所だと思います(^^)
…ということで、原作だけでこれを書きました。DVD化お早めにお願いします(^_^;)