お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

絵が持つ力って素敵だ

今日は訪問入浴の日ですが、母が強力に拒否するから困っています。2回抜けたから今日はなんとしても入って欲しい。だから本人には内緒にしてあります。不意打ち入浴だなあ。あんまり冷えない日だとよかったけど、結構冷えてる…。

 

私だって疲れるし、低気圧関係か頭痛がするし、嫌なんだけど、そこは我慢しませんとね…。 もしも特養に入所したら通常は週に2度の入浴ですが、絶対に2度も入らないだろうなあ… (*-д-)-з 元気な時から特別風呂好きじゃないからなあ…。

 

Facebookの方で私はいくつかのグループに入っています。 その中のお絵描きグループのメンバーの男性、Kさんが、こういう趣旨の投稿をされました。 その方の奥様は難病で、ご主人のKさんが介護をしていらっしゃるそうです。

 

残念なことに奥様には残り時間があまりないそうで、なにもできないけれど、猫が好きな奥様のために猫の絵を描いてやってもらえないだろうか?というものでした。 で、それに賛同した人たちが自分なりの猫の絵を描いて投稿されているんですよね。 私は動物もリアルな絵も苦手ですが、振り返ると、過去の作品の中に少女と猫のからみをテーマにした作品があったので、それを投稿させていただきました。

 

今現在もどんどん作品は集まっているようです。 奥様はすべての作品をファイルに入れて、「これは私の生きた証し」と言いながら眺めていらっしゃるそうです。(ご自身で描ける方ならもっとその実感が強くなったろうな、と思いつつ…)ご主人はひそかにトイレの中で泣いておられたみたいです。

 

…そうなんだ。絵というのは癒しの作用も元気をあげる作用も大きいんだなあ、と思いました。 絵にそういう力があるというのはとても嬉しいことだし、幸せなことだと感じています。

 

癒しとときめき、それはこの先の私が創作の上でさらに磨きたいというか、伝えたい大きなものでもあります。 人生の目標がますますはっきりと見えてきました。自分が死ぬ時が来たら、それまでのすべてが「自分の生きた証し」と思えるような作品を残したいと思います。

 

遺影もいらない、なにか作品をそのかわりにして欲しい。 みなさんの筆による猫たちがKさんの奥様の最後の時間を心安らかにすごせるように、そばにいて見守りになり、友達になって欲しいと心より願っております(合掌)

 

 

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