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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

本との出会いを邪魔するな、たとえ親でも

訪問入浴の日だったので、整形外科の帰りにそのままコンビニで買い物してきたら、ちょうどお風呂が終わってた。ほっとしました。 入浴サービスのスタッフさんには申し訳ない限りだけど、なんでこのサービスが異様に疲れて、それゆえに苦手なのか自分でもわかりません (ーー;) 通院があるあいだはそちらに行けばちょうど逃げ場があるけど、それもなくなったら困ると思うな。かろうじて自分はお風呂に入れるけど、弟なんか何年も入ってないし(弟の場合はパニック障害の予期不安が強いからですが)なんだかね…。私が風呂好きなのに、入浴サービスが鬼門だというのが理由がわかりません (ーー;) 暑くなってきたのでエアコンを入れました。エアコンも母のベッドの上にあるので、フィルタなどの掃除をしたいと思っても、エアマットの上に乗って作業するのも大抵ではなく… (ーー;) エアを抜くにしてもこれまた大変で困ったことだと思っています。介護ってどうしてこんなにめんどくさいことばっかりなんだろうか??? (ーー;) 昨日新聞の読者投稿欄で見た興味深い記事。 町の書店で見かけた光景、というので、投稿者は年配の女性でした。 小学生の男の子を連れたお母さんが、子供に本を選ばせているんだけど、その子が自分の年齢よりも少し幼い子向けの本を選んで「これがいい」と言う。お母さんにすれば年相応の本を読ませたいらしく、しきりにそちらに興味が向くように仕向けるんだけど、その子は断固として譲らない。で、頭に来たらしいお母さんは「もう買ってあげません」と強引に手を引いて帰っていった。その子は泣いていた…。 大ざっぱにそういう内容の出来事のようです。勿体ないなあ、このお母さん。子供のせっかくの意欲をそいでしまったんだよねえ… (ーー;) 本との出会いは本当に運命的なものがあって、いま、ここ、というタイミングでないと真に琴線に触れることなく終わってしまうこともあり得ますし。読者対象が何歳向けであってもそういうのはまったく関係ないんですが…。そこは妙に横並び好きな日本人というか、我が子だけ少しでも他の子と違う不安っていうのが、このお母さんの深層心理の中にあったのかもしれません。でもマジで勿体ない! お母さん自身が本好きであればおそらくこういうこともないだろうと思うのですが…。我が子をツボにはめるコツなんて簡単だと思うんですけどね (^_^;) そういえば、うちの母は私が小学校時代に「むずかしい本ばかり読むんです。どうしたらいいでしょうか?」と先生に相談した人です。そういうことを質問する必要もないと思うんだけど… (ーー;) 振り返っても全然難しい本なんか読んでないと思うんですが。ちなみに先生は「好きなように読ませてあげてください」と答えてくれたようです。 母曰く「私はうちが貧乏で本なんか買ってもらえんかったから、読書の習慣が身に付かなかったんや」とのことです。そんなものかな…。私はものごころついた時には常に本を読んでいましたし、家にあっても足りない場合は幼稚園の本、学級文庫、図書室、と存分に利用してきた子でしたので、なんだかいつも身近に本があった記憶はありますが…。 読書意欲というか、とっかかりのきっかけって大事だよね。もしかするとその後の人生の本とのつきあい方を大きく変えてしまうかもしれませんし…。上記の投稿のお母さんは本当に勿体ない。出来ればいまからでも遅くはないので、その子が読みたいと訴えた本をすぐに買ってあげて欲しいと思います。読者対象年齢は全然無視しても大丈夫です (^_^;) そのお母さんの目には触れないだろうな、と思いつつ、なんだか一言言いたかったので、こんなところで書いてしまいました。
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