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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

諦めが必要不可欠な病気

ここ1週間ほど、ネットもほとんどほっぽって、フォトブック形式の作品集を作るべく、地味な編集作業を続けておりました。地味ですが、自分で「向いてる」と思うだけあって、こういう作業は飽きることがないんですよね、不思議なことに。

エディターソフトの扱いは難しくありませんが、やはり文字の微調整が出来ないことが不便。オブジェクトというか、レイヤーの順序を自由に変えられないのも不便でした。(いちいちコピペしないといけなくて)

そんなこんなで、2冊分、トータル170ページの編集が出来たんですが、見直しているといくらでも微修正したくなってくるのですよね。他人様の原稿ととかならこんなに迷わないと思うけど、やっぱり自分の場合は、同人誌時代からそうでしたが、「ここをこうすればよかった」とか「あそこはああすれば…」とかって、印刷ができて本が完成してもえんえん納得出来ずに悶々とするというパターン… (ーー;)

「これでいい。満足」とか思った時点で進歩も止まってしまうのかもしれませんが… (ーー;)

…ゆえにもう2,3日くらい時間をかけて見直してから発注しようと思います。

そういえば、ぼちぼち秋物の通販カタログが届く季節になりました。分厚いカタログを見るのも気力が必要なので、このごろあまり見ていませんが…。

ものすごく実用的で絶対に必要なものがあるにはあるんです。…が、それはこういうカタログには載っていません。

なにかというと冬物のニットのカーディガンなんですよね。並太毛糸で編んだ真冬むきのカーディガン。

身幅も丈もゆったりしていて、純毛だと洗濯が大変だし、毛混くらいかな。多少の毛玉は諦めるとして、市販のものに多い馬鹿みたいに長すぎる袖と身丈はやめて欲しい。全然家事むきじゃない袖。深めのVネックで、飾りの縄編みが入ってもいいなあ…。

そういう条件を満たすことを想像しながら、先日楽天で毛糸玉を見つけたですよ。

色も好みのがあった。で、買おうかどうかとかなり悩んだ。昔の私なら仕事に行きながら、暇ひまに編む気力が充分にあったけど…。姪っ子にあみぐるみ数体作ったりもしたけど…。手編み自体は高校生の時からやってたけど。友達にプレゼントしたこともあったけど…。

…じっくり考えて、今現在の私に、完成までの気力があるか?と自問自答したんですが、非常に厳しい現実ながら「とても無理」だと思いました。

こういうささやかなことでも諦めないと駄目なことってあるんですね。…がっくり… (ーー;)

そういえば父の在宅介護が終わった時に「もとの状態に戻るまでに(疲労感が)介護に費やしたのと同じくらい年月がかかりますよ」とケアマネさんに言われたのですが、10月でそれと同じ時間経過してしまうなあ…。楽になるどころか逆にしんどくなってるし。

「もとに戻れる」のはそもそも元気だった人の場合なのかもしれませんね…。

この持病はとにかく「諦めが必要不可欠な病気」なのだと思うしかないようです (ーー;)

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