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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

北帰行幻想

お絵描きモードに入ってしまうと、普通にブログを書くのも面倒になりますね。すみません。

うつがひどくて書けない時も結果的には変わりないんですが、お絵描きモードだから前向きになっているのは確かだと思います。

で、お絵描きしながらぼーっと考える。

このところ、「静かな大地」や「火怨」の影響で北に引力を感じています。暑い時だというのも影響しているかもしれませんが…。

北海道には2度行きましたが、道央と道南だったので、「静かな大地」の舞台になった日高地方は知らないんですよね。歌に「なにもない」と歌われていますが、そういえば「べてるの家」は浦河だったなあ…。佐藤愛子さんが別荘を買って、あらゆる霊現象に遭遇してしまい、否応なしに信じざるを得なくなったのも浦河だったっけ。(アイヌの古戦場だったようです)

富良野も美瑛も函館も小樽も好きだけど、その「なにもない」地域に強い引力を持たせてしまうのが物語の力というものでしょうか (^_^;) もとよりこの地方はアイヌの人たちが多く暮らしていた土地ではありますが…。

東北の方は実は仙台までしか行ったことがありません。それも修学旅行でした。本当は青森まで到達するはずの計画だったんですね。まだ東北新幹線が出来ていない時代でした。上野から福島まで3〜4時間くらい要した記憶があります。

だから初めの方の裏磐梯とか、あの周辺は覚えています。でも2日目あたりから私は体調を崩しました。どうやら自覚がなかったんですが、ひごろしばしば腹痛を感じていたのは慢性盲腸だったらしく。環境変化のせいかいきなり悪化したような感じです。その後しばらくははっきり記憶がありません。なんにも喉を通らない状態で福島の桃だけは美味しかったなあ、と…。

家族が迎えに来てくれたので仙台から折り返して、結局京都で手術することになったんですが、だからそれよりも北の地方、盛岡や平泉や遠野や花巻なども結局行けずじまい。

いつかリベンジしたいなあ、と思いつつ、いまだにかなわずにいます (^_^;)

まあね、計画だけは立てて全然実現してない旅行なんて山のようにありますが。もうこの年齢、今の病気を考えると、行けないまま終わる方がはるかに可能性が高いです。

まあ、それも人生かな。

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