お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

腑に落ちる

ここしばらく悩んでいたこと、もろもろについて、数秘術の本を読んで、あれこれと自分なりに反芻していたら、なんだかさっきいきなりすべてが腑に落ちてしまった。

…なんというか、考えてみればすごく当たり前のことなのに目先の苦しさに耐えられなくて、ちょっと大事なことを忘れていたみたい。考えればずっと以前からそのことについては知っていたのに、ただ忘れていただけなんだけど。

現在の人生で経験することはどれも自分にとっては必要な課題なんだ、って、ただそれだけ。

そう思えば鬱になったのだって、経験してよかったなあ、と思う。それでないと私などは本当に親身に弱い立場の人や障害を持つ人たちの不自由さとか、本当の辛さとか実感出来ないままだったかもしれないし。もともと思いやりの心にあふれた優れた人間ではないので、自分でじっくりと味わってみないときっとわからないんだな。

それにこういうふうに自分自身と心ゆくまで対話するというか、自分を見つめる真摯な機会が持てたこともありがたいし。

自分の外に既成の宗教を必要としないわけもわかった。本当にシンプルで真理に近い答えは自分の中にあったから。私は凡夫なので、どうかするとすぐにそれを忘れてしまうのね。反省。それを思い出したことだけでもすごい有意義な本に出会えたと思う。

結果的にタフじゃない精神と身体でも、それを治そうとか克服しようとかやっきになるわけじゃなくて、それも自分のパーソナリティの一部なんだと認めて、一生じっくりとつきあってもいいと思っている。うん、きっとそれも無駄にはならないだろうし。認めて、受け入れて、共生して行くこと。ただそれだけなんだよね。

そして今現在はその時の自分に出来る範囲で最善のことをすればいいと思う。よくよく考えればしごく当たり前で、いまさら書いても仕方がないようなことなんだけど、また忘れてしまわないように、ここに書いておきます。

Copyright (C) 2001-2018,Haruusagi All rights reserved.