お盆ですね。
祖母が健在だった頃は13日になると
「おけそくさん買うて来て」とお使いに行かされました。
「おけそくさん」仏壇やお墓に供える小餅のことです。
それがなんで「おけそくさん」なのか、
京都人をン十年やっててやっと判明しました。
数日前の新聞の小さなコラムで。
「華足=けそく」というのはお供物をするのに載せる
台のことだったんですね。それがいつのまにか
それに載せるもの=お餅、ということになったらしい。
わざわざ「お」と「さん」までつける丁寧さ、
(親しみを込めてか?)
そのものズバリの名前で表現しないまわりくどさは
御所言葉、すなわち女房言葉の流れを
引いているのでしょうか。
うーん、京都弁って奥が深いです(汗)