ぽつぽつと雨が降り始めました。今日はそのせいか蒸し暑いですね。今日は父はよく寝ています。午後からはリハビリの先生と内科の先生も来るんだけどな。お腹の痛いのがちょっとましになったのかもしれませんが。
で、朝っぱらからしばしダウンしていた私…。一度横になったらなかなか起きられない倦怠感。ドリンクを買いに行くのも億劫だったりして…。早めにお昼を食べてちょっと復活したような感じですが。
お絵描きの方はまだ線画の途中です。花も描くから今日中はかかりそうな気配ですね。急ぐものでもないので、まあいいですが。
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非常にとりとめのない話題ですが。
このあいだ「さんさん録」を読んでいたら、年末の大掃除の光景の中に、茶がらを撒いて帚で掃いて掃除をする場面がありました。奇妙に懐かしい感じがしたのですが、ああいうことっていまどきまだ実際に続けていらっしゃるお宅ってあるのかなあ?と思ったりして…。
うちも昔はやってましたね。まだ掃除機がお安くなかった時代です。茶がらばかりではなくて、濡らした古新聞を細かくちぎって畳の上に撒いて、それを帚で掃くんです。同じ理屈ですが、水分で付着した細かい埃が綺麗になります。知恵ですね~。鍊
このごろでは掃除機がある家庭が当たり前になってしまいました。だからたとえ大掃除でも掃除機をかけたあとで雑巾がけするくらいですよね。
子供の頃は「衛生掃除の日」なんかもありましたね。町内のほとんどの家庭が畳を上げて干して、埃をたたいて、床板を上げて床下にも風を通し、石灰などを撒いたりしてました。あの頃はまだ下水道も完璧に整備されていなかったしなあ。だから有意義な一斉掃除だったんでしょうね。
京都ではいまだに「かど掃き」という言葉が使われています。実際にやっている人がどれくらいいるかは謎ですが、私も子供の頃はよくやっていました。
御所の近くに住んでいて、府庁やら府警やら消防署やらが近くにあったし、観光バスが毎日頻繁に通ります。道路が埃だらけになります。それを帚でお隣とか2、3軒先の家の前まで掃いて綺麗にしていくのです。そして打ち水をしたり。お隣の家が薬局で、子供の私がそれをやっていると、薬局のお姉さんが「ありがとう」とお駄賃にガムをくれたりして…。撚 もののない時代ゆえ、そういうもの嬉しくて、そのうちにガムをもらえることを初めから期待してやってたりして…(笑)秊子供ごころでしたね。(笑)
帚にまたがって、空飛ぶ魔女ごっこも当然やりました。漣
帚を逆さに立てておくと長くいて欲しくないお客を早く帰らせるおまじないになります。これはわりと最近までやってました(笑)秊 必ずしも生活の中での帚が必需品じゃないかもしれない現代、ああいうおまじないも忘れられていくのかなあ…と思ってたら、一昨年の大河ドラマ「新選組!」の中でしっかりと再現されてて嬉しかったです♪鍊 あれっていかにも京都らしいなあ、と秊 他の地方にはああいうのがあるのかどうかわかりませんが…。きっと三谷さんの眼にはインパクトあったんでしょうね。
帚って家の中では不要でも外の掃除にはやっぱり必要だわ。近いうちにまた買ってこようかなあ…。